ロサンゼルス・エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が、2025年のアンソニー・レンドーンの成績予測を“完全否定”した。
同メディアは、「パフォーマンス予測システム『Steamer』が何らかの理由で、レンドーンの成績を次のように予測した。100試合出場、打率.244、出塁率.331、長打率.368、9本塁打、wRC+101、fWAR1.4。この数字は驚くべきもので、完全に間違っている。とくにfWARは過去4年の合計よりも高い。健康維持できず、野球に情熱を燃やしていない選手の100試合出場も衝撃的だ」と、自チームの選手ながら、意外な好評価に納得がいかない様子だ。
「レンドーンは35歳のシーズンを迎えるが、毎年のように怪我に悩まされてきた選手が、30代半ばになって急に健康になったり、活躍し始めるとは考えにくい。『Steamer』は比喩的に、レンドーン以外に三塁手を務める選手はいないと思ったのかもしれない。それはもっともな疑問だ。誰が三塁を守るのか明確な答えはいまだなく、市場での代替案も枯渇している。ただ、それにしても25年のエンジェルスの三塁手をレンドーンとする選択は、賢明ではない」
2019年にワシントン・ナショナルズで打点王に輝き、ポストシーズン全体で打率.328、5本塁打、15打点、OPS1.003と大活躍して球団初のワールドシリーズ制覇に貢献したレンドーンは、そのオフにエンジェルスと7年総額2億4500万ドル(当時約266億円)の大型契約を結んだ。
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新型コロナウイルスの感染拡大で短縮シーズンとなった20年こそ、52試合で打率.286、出塁率.419、長打率.497、fWAR2.5を記録。評判通りの活躍を見せた。しかし、162試合制に戻った21年から24年までの4シーズンで出場した試合は、計648試合中わずか「205」。同メディアも「21年からはどのスタッツもまともな成績にほど遠い。とくに24年は断然最低だった」とし、25年も期待できないと判断している。
エンジェルスと大型契約を結びながら、直近4年の散々な成績によって“MLB最大の不良債権”とも揶揄されるレンドーン。直近4年は毎年のように故障離脱しているが、はたして25年は『Steamer』が予測するように100試合出場を実現できるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「レンドーンは35歳のシーズンを迎えるが、毎年のように怪我に悩まされてきた選手が、30代半ばになって急に健康になったり、活躍し始めるとは考えにくい。『Steamer』は比喩的に、レンドーン以外に三塁手を務める選手はいないと思ったのかもしれない。それはもっともな疑問だ。誰が三塁を守るのか明確な答えはいまだなく、市場での代替案も枯渇している。ただ、それにしても25年のエンジェルスの三塁手をレンドーンとする選択は、賢明ではない」
2019年にワシントン・ナショナルズで打点王に輝き、ポストシーズン全体で打率.328、5本塁打、15打点、OPS1.003と大活躍して球団初のワールドシリーズ制覇に貢献したレンドーンは、そのオフにエンジェルスと7年総額2億4500万ドル(当時約266億円)の大型契約を結んだ。
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エンジェルスと大型契約を結びながら、直近4年の散々な成績によって“MLB最大の不良債権”とも揶揄されるレンドーン。直近4年は毎年のように故障離脱しているが、はたして25年は『Steamer』が予測するように100試合出場を実現できるのだろうか。
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