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ドジャース優勝後のヤンキース侮辱発言に憤慨!「WSに出る資格もないと言われたように感じた」元ヤ軍バーティは嫌悪感を示したと米報道

THE DIGEST編集部

2025.02.06

シカゴ・カブスに移籍したJ・バーティ(2024年はヤンキースに所属)。(C)Getty Images

 2024年のワールドシリーズはロサンゼルス・ドジャースが4勝1敗でニューヨーク・ヤンキースを下し、4年ぶり8度目の世界一の座に就いたが、東西の名門対決はグラウンドの上だけに止まらず激しい舌戦でも話題を呼び、それはシリーズ後もしばらく続いた。

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 しかし、シカゴ・カブス(2024年はヤンキースに所属)のユーティリティープレイヤー、35歳のジョン・バーティによると、ドジャースの一部選手はタイトルを獲得した後も「ヤンキースは怠け者だ」「守備は怠慢だ」「プレーオフでは8、9番目のチームだ」といった悪口を言い放ち、こうした行為は一線を越えていたと証言している。
 
 現地5日、米誌『Sports Illustrated』によると、バーティはポッドキャスト番組『Foul Territory』で「ワールドシリーズで優勝したチームが、負けたチームについて、これほど悪く言うのを聞いたことがない。まるで、自分たちがワールドシリーズに出る資格さえないと言われているように感じた」と嫌悪感を示したという。

 同メディアは24年のアメリカン・リーグは、全体的にチーム力が例年よりも低調であったこともあり、ヤンキースはその恩恵を受けてアメリカン・リーグ地区シリーズでカンザスシティ・ロイヤルズを3勝1敗、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズではクリーブランド・ガーディアンズを4勝1敗と難なく破り、ワールドシリーズに進出したと指摘している。

 一方で、バーティは「昨年は多くの試合に勝ち、地区優勝もした。ロイヤルズとガーディアンズを倒して勝ち進んだ。だから、優勝に値するチームだったが、残念ながら(ワールドシリーズでは)最高のパフォーマンスを発揮できなかった」と当時を振り返って語ったと、同メディアは報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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