現地２月８日、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、米スポーツ専門局『ESPN』のバスター・オルニー記者が司会を務めるポッドキャスト番組「Baseball Tonight with Buster Olney」にオンライン出演。同球団との契約延長交渉について、「まだ話し合いを始めたばかり」と現在の状況を明かしている。
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　2016年の指揮官就任以来、毎年ポストシーズン進出を果たし、９年間でレギュラーシーズンの通算成績851勝506敗、勝率.627、８度の地区優勝、４度のリーグ優勝、２度のワールドシリーズ（WS）優勝などと、輝かしい実績を残してきたロバーツ監督。22年３月に推定年俸325万ドルで３年契約を結んでおり、25年シーズンは、その契約最終年だ。
  　番組内でロバーツ監督は、「勝つことに集中するつもりだ。監督として成長し、開幕日へ向けて選手たちを準備させ、素晴らしいシーズンでチームを再び優勝へ導くことに集中したい」と今季への意気込みをコメント。「全てがうまくいくだろう」と続け、「この組織を愛している。自分の価値を感じたい」とも語った。

　周囲からも熱い信頼が寄せられており、昨季終了後、同球団のムーキー・ベッツは、『ESPN』の取材に応じると、ロバーツ監督の存在を「僕らが世界一になった真の要因だ」と絶賛。また、先月末に同球団のブランドン・ゴームズGMは、米紙『New York Post』のポッドキャスト番組「The Show」で、「デーブをここに残したい」と語っている。

　なおメジャー監督の最高年俸は、24年にシカゴ・カブスの指揮を執ったクレイグ・カウンセル監督の800万ドル。はたしてロバーツ監督は、これを更新するのか。交渉の行方に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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