ヒューストン・アストロズからFAとなっていた大物内野手のアレックス・ブレグマンが、ボストン・レッドソックスと契約合意したようだ。現地2月12日、『The Athletic』のチャンドラー・ローム記者が報道。条件は3年1億2000万ドル(約185億円)で、毎シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)できる権利も含まれるという。
ブレグマンの契約には後払いが設定されているようだ。米メディア『FanSided』のクリストファー・クライン記者は、これを「レッドソックスがドジャースの成功戦略を真似したもの」と評している。ドジャースは大谷翔平やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンらと年俸の後払い契約を締結。直近シーズンの総年俸を抑える手法で、戦力を向上させている。
また、ブレグマンのレッドソックス移籍に憤慨しているのが、2015年のドラフト指名から2024年シーズンまで所属していたアストロズのファンだという。
クライン記者は、「アストロズファンにとって非常に受け入れがたいニュースだ。ヒューストンは耐えられない」と記し、「チームを去ったブレグマンも非難されるが、ファンは悪名高いスーパーエージェント、スコット・ボラス代理人に本当の不満を抱いている」と、怒りの矛先が代理人に向かっていると伝えた。
今オフに2億ドル(約308億円)級の契約を狙っていたブレグマンは、今オフにアストロズから受けた6年1億5600万ドル(約240億円)のオファーを拒否している。
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「これは哲学的な相違であり、クライアントが求める長期契約が実現できない場合、ボラス代理人は短期的な選択を好む。今回の決断も、ボラス代理人のアイデアなのは間違いない。『New York Post』紙のジョン・ヘイマン記者は、“謎のチーム”から届いた1億7000万ドル(約262億円)も断ったと報じており、文脈から判断するとオファーを送ったのはデトロイト・タイガース、シカゴ・カブス、ヒューストン・アストロズのいずれかだろう。いずれにせよ、2億ドル以上の契約は実現しなかった」
続けてクライン記者は、「ボラスの短期契約理論は理解できるが、しかし、コディ・ベリンジャーやジョーダン・モンゴメリーにとっては不利に働いた。30歳のブレグマンが今シーズン終了後にレッドソックスとの契約を破棄できるほどの大型オファーを受けるには、見合った成績を示さなければいけない。さもなければ、5~6年後に巨額のお金をもらい損ねるだろう」と、今シーズンの結果が将来の契約を左右すると見通した。
「どちらかと言えば、競争力のあるロースターを擁し、勝手知ったるクラブハウスがあるヒューストンと再契約したほうが、正しいと感じられただろう。ボラス代理人がブレグマンをアストロズから引き離したディールは、ファンにとって忘れられない出来事となった」
このようにクライン記者は、アストロズファンの無念の心情を表現した。
構成●THE DIGEST編集部
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また、ブレグマンのレッドソックス移籍に憤慨しているのが、2015年のドラフト指名から2024年シーズンまで所属していたアストロズのファンだという。
クライン記者は、「アストロズファンにとって非常に受け入れがたいニュースだ。ヒューストンは耐えられない」と記し、「チームを去ったブレグマンも非難されるが、ファンは悪名高いスーパーエージェント、スコット・ボラス代理人に本当の不満を抱いている」と、怒りの矛先が代理人に向かっていると伝えた。
今オフに2億ドル(約308億円)級の契約を狙っていたブレグマンは、今オフにアストロズから受けた6年1億5600万ドル(約240億円)のオファーを拒否している。
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「どちらかと言えば、競争力のあるロースターを擁し、勝手知ったるクラブハウスがあるヒューストンと再契約したほうが、正しいと感じられただろう。ボラス代理人がブレグマンをアストロズから引き離したディールは、ファンにとって忘れられない出来事となった」
このようにクライン記者は、アストロズファンの無念の心情を表現した。
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