現地２月13日、MLB専門放送局『MLB Network』が発表した「現役トッププレーヤー100」のトップに大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）を選出した。同選手が首位に選ばれるのは２年ぶり３度目。今年もドジャースの背番号17は大きな注目を集めている。

　同企画は、全ポジションの選手の中からランキング形式で発表され、大谷はロサンゼルス・エンジェルス時代以来となる２連覇（22、23年）を飾った。

　MLB公式サイトで配信された記事を見ると、まず「（昨シーズン）ショウヘイ・オオタニが投手として登板できないまま３度目のリーグMVPを受賞できるかどうかという疑念は開幕前に少なからずあった。だが、この二刀流のスーパースターは指名打者（DH）としての出場に限定されたシーズンに歴史に名を刻んだことで、見事に払拭した」と紹介し、日本人スラッガーを称えた。

　大谷は打者に専念した昨季は前人未到の「50本塁打-50盗塁」を突破し、最終的に54本塁打、59盗塁にまで記録を伸ばした。メジャー史上初となるDH専任でのリーグMVP（２年連続３度目）に輝き、歴史的なシーズンに日米ファンは酔いしれた。

　ランキング執筆に携わった『MLB Network』のマニー・ランダワ氏は「2025年シーズンは再び二刀流の覇者に返り咲こうとしている」と言及。ドジャース移籍２年目は投手と打者の「二刀流」として再始動することから、米球界のなかで一番大きなトピックとして関心を集めている。

　なお、トップ10までは以下の通り。世界中の猛者が集うメジャーリーグの中で、最高評価を与えられた大谷。メジャー２年目を迎える山本由伸、佐々木朗希の新加入で話題に事欠かせないドジャースだが、やはり背番号17の存在は特別だ。
  【MLB現役トップ100プレーヤー】
１位　大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）
２位　アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）
３位　ボビー・ウィットJr.（カンザスシティ・ロイヤルズ）
４位　フアン・ソト（ニューヨーク・メッツ）
５位　ムーキー・ベッツ（ロサンゼルス・ドジャース）
６位　フランシスコ・リンドーア（ニューヨーク・メッツ）
７位　ヨーダン・アルバレス（ヒューストン・アストロズ）
８位　フレディ・フリーマン（ロサンゼルス・ドジャース）
９位　ホゼ・ラミレス（クリーブランド・ガーディアンズ）
10位　ガナー・ヘンダーソン（ボルティモア・オリオールズ）

構成●THE DIGEST編集部

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