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プロ野球

プロ野球選手会、“上沢騒動”に再三の指摘「人格否定ともとれるような発言を受ける理由はありません」一方でファンからの反響止まず「世間とズレている...」

THE DIGEST編集部

2025.02.22

メジャーリーグから日本プロ野球に復帰した上沢(写真はボストン・レッドソックス時代)。(C) Getty Images

メジャーリーグから日本プロ野球に復帰した上沢(写真はボストン・レッドソックス時代)。(C) Getty Images

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が2月20日、沖縄県那覇市で行なわれた。選手会はポスティングシステムでメジャーリーグに移籍した選手が日本球界に復帰するケースについてNPB側に要望を伝えた。
【関連記事】単年1.5億ではなく4年10億を選んだ上沢は本当に裏切者なのか?「球団への恩義」を根拠にした過剰なバッシングへの違和感<SLUGGER>

 同日、プロ野球選手会は公式X(旧ツイッター)を更新。「本日、球団側との事務折衝が開催され、多くの議題について協議しました」と報告。続けて、「ポスティングで移籍した選手の国内復帰に関しては、森忠仁事務局長より、一部球団関係者の発言が誹謗中傷を煽る結果となっている旨を指摘し、球団側からは、今後はメディア対応も含めて配慮していく旨の回答を得ました」と綴り、NPB側に同問題に関する要望を伝えたことを報告した。

 ネット上では同件に関するコメントが殺到。それを受けて、翌日の同21日にプロ野球選手会は再びXで「様々なご意見ありがとうございます。選手は限られた現役生活の中で熟慮の上で決断しており、人格否定ともとれるような発言を受ける理由はありません。選手そして球界のためにどのような制度がよいのかという視点で、移籍制度全般について、今後もNPB側との協議を継続してまいります」と記し、上沢直之投手の問題について再びコメントした。

 しかし、ファンの違和感は拭えず、選手会の声明や一連の投稿で再び炎上。NPBファンからさまざまなコメントが寄せられている。

「世間とズレている...」
「速やかに制度見直しを!」
「ポスティング利用したFAの抜け道を容認するってことなのね」
「ポスティング制度についてちゃんと決めよう」
「新庄の発言はむしろファンの怒りを鎮めたと思っている」
「ファンのためのプロ野球はどこに行ったんだ」

 同件に関しては、日本ハムからポスティングシステムで米球界に挑戦し、1年でNPBのソフトバンクに加入した上沢投手を巡り、同選手の古巣・日本ハムの新庄剛志監督が苦言を呈するなど、日本球界で波紋を広げ、上沢に対する誹謗中傷が相次いでいた。

構成●THE DIGEST編集部

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