プロ野球

「おい、飲みに行くぞ!」ヤクルト高津監督、急逝したつば九郎担当者へ直筆で綴った“哀悼の言葉”にファン感涙「一言一言が胸に刺さる」「泣かせないでよ」

THE DIGEST編集部

2025.02.22

野球ファンに広く深く愛されたつば九郎。球団SNSには高津監督による熱い直筆メッセージが掲載された。(C)THE DIGEST

 2月19日、プロ野球・ヤクルトスワローズは球団マスコットである「つば九郎」の担当スタッフが亡くなったことを発表した。野球ファンでなくとも知る人気者だっただけに、日本中で悲しみの声が広がっている。
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 そんななか、球団は公式Xで高津臣吾監督が寄せた直筆の哀悼メッセージを紹介した。手紙とともに添えられたのは、4年前に日本シリーズ制覇を決めて高津監督が胴上げされる場面を、後方でつば九郎が見つめる感動的な一枚の写真だ。

 高津監督のメッセージ全文は以下の通り。

「今日は、衣笠会長の告別式でした。あなたの事を一番可愛がり、一番気にしていたのが会長です。同じ時にいなくなりました。まだ神宮には帰ってないけど、二人がいない神宮は想像できません。

 誰がホームラン打った選手を出迎えるんだ? 勝ってファンに挨拶する時、誰が俺の横に立つんだ? 今まで当たり前だった事がなくなるのは寂しいわ。

 2021年11月27日、極寒の神戸のグラウンドで皆んなに日本一の胴上げをしてもらいました。その輪の外、三塁ベンチ前で全く表情を変えず胴上げを見ているあなたがいました。でも俺は知っているぞ… 実はあなたが大粒の涙を流していたのを…

 勝手に勝利のハイタッチの列に入り込み、勝手に円陣に加わり皆んなを勇気づけたり、誰よりもスワローズを愛し、選手へのリスペクトを忘れず、チームやファンを元気にしてくれたあなたに心から感謝しています。

 おい、つば九郎! 飲みに行くぞ!

 高津臣吾」
 
 熱いメッセージを読んだファンからはさまざまな声が続々と寄せられた。「一言一言が胸に刺さります」「涙腺崩壊しました」「落ち着いていたのにまた涙が止まらなくなった」「愛に溢れている」「泣かせないでよ、監督」「何回も読み直しても大号泣」「今シーズン優勝して 空から嬉し涙を流してもらいましょ」など、800件を超えるコメントが届いている。

構成●THE DIGEST編集部

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