新加入の31歳が強い存在感を示している。今オフにシカゴ・カブスからフリーエージェント（FA）となり、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだデビッド・ボートだ。
ここまで８試合のオープン戦に出場し、打率.500（20打数10安打）、２本塁打、９打点、OPS1.424とハイアベレージをたたき出しているボート。こうした好調の要因について現地３月３日、ドジャースの情報を専門的に扱う米サイト『DodgerBlue』は、本人のコメントを取り上げ、「快適な環境のおかげだ」と報じている。
同僚の中でも特に優しいのは、ムーキー・ベッツだという。同サイトの動画によれば、現地２月26日、ミルウォーキー・ブリュワーズとのオープン戦で今春１号を放ったボートは、試合後の取材に応じると、「ベッツが初日から歓迎してくれた」とコメント。「『僕らの仲間だ』と言ってくれる」とやり取りの内容を明かした。
チームメイトだけでなく打撃コーチに関しても、「この業界でベスト」と評したドジャースの背番号12。その後も、「彼らのマインドや働きぶりに触れられるのは、素晴らしいことだ」と続けており、「他の選手から『みんな優しいし、よくしてくれる』と聞いていた」「最高だ。間違いなくそう思っている」と絶賛を止めない。
また、これらの発言を踏まえた同サイトは、「フィールド内外で快適に過ごせているようだ」と記述。今後については、「まだ二塁、中堅で争いが続いており、ボートがそのポジションを狙う可能性もありそうだ」「ただ彼にとっては、先発の座を見据える前に、この球団に入っただけでも重要な一歩と言えるだろう」と報じていた。
ここまで絶好調のボートだが、はたして今後どんなパフォーマンスが見られるだろうか。その活躍ぶりに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】17打数２安打、打率.118... キム・ヘソンはやはりマイナー降格か「本塁打を打ったが、枠を空けるために開幕は...」米地元紙が示唆
【記事】米専門メディアがドジャースの開幕戦スタメン大予想！「左腕キラー」抜擢か？ 熾烈なロースター争い、東京ドームの舞台に立つのは？
【記事】衝撃の新球種カッター披露！新人王右腕の新たな挑戦！メディアからは懸念の声『理解できない』『速球だけで十分』
