ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は今シーズン、2年ぶりの投手復帰が予定されている。デーブ・ロバーツ監督も具体的な登板時期の明言は避けながらも、大谷を加えた先発ローテーションの構想を描いていると報じられている。
待望の“二刀流”復活に期待が膨らむなか、一方で、大谷のフィジカルや投手としてのパフォーマンスへの不安の声も挙がっている。米メディア『FanSided』は、大谷の投手復帰について、「以前と同じ支配的な投球ができるのか?」と疑問を投げ掛けた。
同メディアは、大谷がすでに2度、右肘の手術を受けている点にフォーカス。2018年シーズン後に最初の手術を受けた後、リハビリを経て回復した20年は「低調な内容だった」と評しており、21年にようやく投手としてのパフォーマンスを取り戻すも、23年にふたたび手術が必要となったと過去の故障歴を列挙した。
そのうえで、「2度目の肘の手術からの復帰は、まったく異なる挑戦だ」と訴えながら、「オオタニがこれから経験することを、誰よりもよく理解しているのはウォーカー・ビューラーだ」として、昨年までのチームメイトの名前を挙げた。
今オフにボストン・レッドソックスに移籍したビューラーは過去に2度、肘の手術を経験。「ドジャースのローテーションを支えていた彼は、22年に2度目の手術を受け、24年6月に復帰した。しかし、結果は期待とはほど遠いものだった」と記した。
【動画】まさかロバーツ監督が…大谷翔平に“仕返し”!
さらにビューラーは「シーズンを通して苦戦し、防御率5.38、奪三振はわずか64。ポストシーズンでは巻き返したものの、シーズン全体を見れば、2度目の手術からの復帰がいかに難しいかを痛感させる内容だった」と綴っている。
加えて、ビューラーのキャリアが大谷にとって「ひとつの警鐘となる」と見込みながら、「すべての投手が、手術前と同じ姿に戻れるわけではない。では、オオタニはその例外になれるのか? それとも苦戦を強いられるのか?」と、マウンド復帰を危惧する見解を並べた。
二刀流による身体的な負担増から、怪我のリスクが膨らむ可能性は少なくない。2シーズンぶりの投手登板は、さまざまな不安と隣り合わせだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】大谷翔平、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデス! ドジャースの開幕メンバーは「昨年と大きく変わらない」MLB公式が予測「注目度が高い」のは佐々木朗希、スネルの新加入組
【記事】大谷翔平、フリーマン、スミス…ドジャースの24年WS制覇、選手間で“永遠の絆”が生まれた背景「思った以上に多くの選手たちが…」地元紙が敬意
待望の“二刀流”復活に期待が膨らむなか、一方で、大谷のフィジカルや投手としてのパフォーマンスへの不安の声も挙がっている。米メディア『FanSided』は、大谷の投手復帰について、「以前と同じ支配的な投球ができるのか?」と疑問を投げ掛けた。
同メディアは、大谷がすでに2度、右肘の手術を受けている点にフォーカス。2018年シーズン後に最初の手術を受けた後、リハビリを経て回復した20年は「低調な内容だった」と評しており、21年にようやく投手としてのパフォーマンスを取り戻すも、23年にふたたび手術が必要となったと過去の故障歴を列挙した。
そのうえで、「2度目の肘の手術からの復帰は、まったく異なる挑戦だ」と訴えながら、「オオタニがこれから経験することを、誰よりもよく理解しているのはウォーカー・ビューラーだ」として、昨年までのチームメイトの名前を挙げた。
今オフにボストン・レッドソックスに移籍したビューラーは過去に2度、肘の手術を経験。「ドジャースのローテーションを支えていた彼は、22年に2度目の手術を受け、24年6月に復帰した。しかし、結果は期待とはほど遠いものだった」と記した。
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二刀流による身体的な負担増から、怪我のリスクが膨らむ可能性は少なくない。2シーズンぶりの投手登板は、さまざまな不安と隣り合わせだ。
構成●THE DIGEST編集部
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