MLBロサンゼルス・ドジャースとメジャーリーグ・ベースボール（MLB）は３月５日、東京・虎ノ門ヒルズで没入型体験イベント「ドジャース・エクスペリエンス展 at 東京シリーズ by グッゲンハイム」の展示を開始した。
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　同日オープニングセレモニーも行なわれ、ドジャースのビジネス戦略・アナリティクス担当部長を務めるマイケル・スペトナー氏とドジャースOBの齋藤隆氏が登壇。スペトナー氏が今後の日本展開や同展覧会を開催することになったきっかけを明かした。

　スペトナー氏は、はじめに米ロサンゼルスで起こった大火災について「私自身もロサンゼルスに住んでおりまして、ロスで同じように山火事の被害を受けた者として、今回、大火事が起こったことに胸を痛めております。皆様が一日も早く通常の日常に戻ることを心から願っております」と語り、ロスの一日も早い復興を願った。

　続いて、スペトナー氏はドジャースの日本展開について「日本に対するビジネス戦略を強化してきたのには２つの理由があります。まずここ日本で、次なる大谷翔平や世界的な野球界のスーパースターが誕生することは間違いない」と断言し、そのうえで、「少年たちがドジャースに行きたいと思ってもらえるようにドジャースを日本で普及させていきたいと考えている」と語った。

　また同氏は「私はもう10年以上、ドジャースに在籍しているが、これほど（現在のような）熱狂的なファンを見たことがない」と語り、続けて「なので、アメリカの熱狂も含めて日本に持ってきたいという強い思いがあり、今回このようなイベントを開催するに至った」と伝えた。

　さらに同氏は「アメリカのドジャー・スタジアムでも多くの日本人を見かけるのですが、それ以外にも多くの日本人が現地に行って実際に観たい、体験したいという人が多いと聞いております。なので、我々が逆にドジャースを日本に持ってきて、疑似的にドジャー・スタジアムを体験できるような、施設を作ることができればと思い、今回イベントを計画しました」とも話し、日本での開催理由を明かした。

　そんな日本人ファンに対して、スぺトナー氏は「私がいますごく感心しているのは特に大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手と契約したあと、とにかく沢山の日本人に（ドジャー・スタジアムへ）お越しいただいていることです。本当に有難く思っていますし、非常に感銘を受けております」と多くの日本人がドジャー・スタジアムを訪れたり、関心を向けてくれることに対して、感謝と感動を伝えている。

　なお、「ドジャース・エクスペリエンス展」は３月５日（水）から３月30日（日）まで虎ノ門ヒルズにある「TOKYO NODE GALLERY」（虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F）にて開催中。実際にドジャースタジアムを訪れたかのような体験ができる世界初の”ドジャーステーマパーク”となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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