高校野球

センバツ注目選手はこの10名!今大会必見の“ドラフト候補生”をまとめて紹介

大友良行

2020.01.28

髙橋宏斗(左上)、内山壮真(右上)、来田涼斗(左下)、西川僚祐(右下)。写真:大友良行

 第92回選抜高等学校野球大会(3月19日開幕・阪神甲子園球場)の出場32校が決まった。その中から今秋のドラフト会議で指名が予想される10人の注目選手を紹介したい。

中森俊介(明石商)
投手/182cm・83kg、右投左打
今大会の世代ナンバーワン投手で最速は151キロ。1年生からエースの座に座り、4季連続で甲子園出場。ボールの回転が素晴らしく、グッと伸びてくる。力でねじ伏せるだけでなくスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークなどの変化球も使い分け、完成度が高い。学業もトップクラスとのこと。

●髙橋宏斗(中京大中京)
投手/184cm・75kg、右投右打
昨秋の神宮大会の優勝投手。落差のあるフォークと、縦のスライダー、ツーシームを決め球に使う。球に力があり、見た目以上に球速が早く感じる。ストレートは最速147キロだが、下半身強化を重ねていけば、甲子園での150kmは夢ではない。千賀滉大投手(福岡ソフトバンク)の投球フォームを参考にしている。
 
●小林樹斗(智辯和歌山)
投手/181cm・76kg、右投右打
昨夏の甲子園、対米子東戦で148kmを投げ注目された本格派右腕。球威もあり、持ち味でもある曲がりの鋭いスライダーで三振を取にいく。ただ好不調の波が激しいので、その点をこの冬、どこまで克服できるかが課題だ。伸びしろは十分あるだけに周囲の期待も大きい。

●川瀬堅斗(大分商)
投手/183cm・84kg、右投右打
1年秋に経験した疲労骨折を乗り越え今や最速147km。ブレーキの鋭いカーブ、スライダー、カットボールなどを内外角低目に決める。スケールの大きな豪快なピッチングと、ピンチにも動じない強心臓の大型右腕。エースで主将の大役を背負いチームを引っぱる。プロ野球の川瀬晃選手(福岡ソフトバンク)は実兄。

嘉手苅浩太(日本航空石川)
投手/190cm・110kg、右投右打
ノーワインドアップから147kmのストレートを投げ込む。何しろ巨漢だけに迫力満点だ。カーブ、スライダー、フォークなどの変化球を投げる器用さもある。テンポの良いピッチングで的を絞らせない。打者としても不動の4番で"大黒柱"。彼の投打にわたる活躍いかんで勝敗が決まる。
 

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