野球の国際親善試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」が3月5日、京セラドーム大阪で開催され、侍ジャパンはオランダ代表に5-0で勝利。2万8618人の観客の前で2025年の初陣を白星で飾った。
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日本代表はオリックスのエース宮城大弥が先発投手を務めた。最速151キロを記録した速球を軸に、3回40球を投げて一人の出塁も許さないパーフェクトピッチングを披露。4奪三振で駆けつけた地元ファンの期待に応えた。
その後、2番手の塹江敦哉(広島)がオランダ代表の1番ディダーに死球を与え、3番手の橋本侑樹(中日)もオランダ代表の5番ケンプにフェンス直撃のツーベースヒットを放たれたものの失点は許さず。井端監督が特に補強を目指す“中継ぎ左腕”の2人が堅実な働きを見せた。
打っては初回、先頭打者の水谷瞬(日本ハム)がいきなりホームランで先制点を奪い、6回には同じく日本ハムの万波中正がツーベースヒットを放つなど、井端監督が侍に求める“長打力”をアピールした。
万波の二塁打の後には大山悠輔(阪神)が四球、吉川尚輝(巨人)が申告敬遠と満塁のチャンスが訪れると、9番髙部瑛斗(ロッテ)がタイムリーヒットを放ち貴重な追加点を奪う。8回には無死一塁の場面で細川成也(中日)、海野隆司(ソフトバンク)のタイムリーヒットでさらにリードを5点に拡げた。
投手陣も6回にマウンドに立った4番手の今井達也(西武)が最速158キロのストレートで2イニングを投げたほか、5番手の石井大智(阪神)、そして6番手の常廣羽也斗(広島)がリードを守り抜いた。
侍ジャパンは、昨年11月に開催された国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝戦で台湾代表に0-4で完封負けし、強化試合を含む国際試合の連勝が「34」でストップ。今回の「1」勝を皮切りに再び世界一を目指す。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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打っては初回、先頭打者の水谷瞬(日本ハム)がいきなりホームランで先制点を奪い、6回には同じく日本ハムの万波中正がツーベースヒットを放つなど、井端監督が侍に求める“長打力”をアピールした。
万波の二塁打の後には大山悠輔(阪神)が四球、吉川尚輝(巨人)が申告敬遠と満塁のチャンスが訪れると、9番髙部瑛斗(ロッテ)がタイムリーヒットを放ち貴重な追加点を奪う。8回には無死一塁の場面で細川成也(中日)、海野隆司(ソフトバンク)のタイムリーヒットでさらにリードを5点に拡げた。
投手陣も6回にマウンドに立った4番手の今井達也(西武)が最速158キロのストレートで2イニングを投げたほか、5番手の石井大智(阪神)、そして6番手の常廣羽也斗(広島)がリードを守り抜いた。
侍ジャパンは、昨年11月に開催された国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝戦で台湾代表に0-4で完封負けし、強化試合を含む国際試合の連勝が「34」でストップ。今回の「1」勝を皮切りに再び世界一を目指す。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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