３月６日に京セラドームで行なわれる侍ジャパンの国際親善試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」第２戦のスターティングメンバ―が発表された。

　来年３月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）連覇に向け、井端弘和監督は今回20人もの選手を初選出。チーム力の底上げのため、新たな戦力発掘を図っている。前日に開催された第１戦では地元オリックスのエース宮城大弥ら投手陣の完封リレー、水谷瞬（日本ハム）の先頭打者ホームランなどで５－０で勝利を収めた。

【動画】人生初の始球式！大役を務めた乃木坂46・黒見明香さんの実際の映像 　井端監督が重点課題として挙げているのが"長打力"。クリーンアップには３番水谷、４番万波中正（日本ハム）、５番大山悠輔（阪神）を起用。水谷については、第１戦の試合後に井端監督が「明日は守ってもらおうと思っている」と話した通り、左翼手での出場となった。

　先発投手はロッテの本格派右腕の種市篤暉。速球を軸にしつつ、フォークやスライダーなどの変化球を織り交ぜた緩急のあるピッチングを武器にWBCでの代表入りを目指す。前日には「だいぶいい感じ。試合で出せるようにしたい」とアピールに自信を覗かせていた。

　また、第１戦では指名打者として途中出場した岸田行倫（巨人）がスタメンマスクを被るほか、同じく途中出場の太田椋（オリックス）、梶原昂希（DeNA）、廣瀨隆太（ソフトバンク）、森敬斗（DeNA）が新たにスタメンに選ばれた。

　スターティングメンバ―は以下の通り。

１番　太田椋（二塁手）
２番　佐藤輝明（三塁手）
３番　水谷瞬（左翼手）
４番　万波中正（右翼手）
５番　大山悠輔（指名打者）
６番　梶原昂希（中堅手）
７番　廣瀨隆太（一塁手）
８番　岸田行倫（捕手）
９番　森敬斗（遊撃手）

取材・文●谷健生（THE DIGEST編集部）

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