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侍ジャパン

「シンプルにアピールする立場」初先発を控えるロッテ・種市篤暉。昨年の侍Jデビューは“完全試合”をアシスト「僕が一番緊張してた」

THE DIGEST編集部

2025.03.06

昨年3月の欧州代表戦ではリリーフ登板した種市。今年は先発としてマウンドに上がる。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

昨年3月の欧州代表戦ではリリーフ登板した種市。今年は先発としてマウンドに上がる。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 3月6日、侍ジャパンの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の第2戦・オランダ戦が京セラドーム大阪で行なわれる。前日の第1戦は5対0で完封勝利を収めた日本。今日の先発マウンドはロッテの種市篤暉が上がる。来年3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表メンバー生き残りをかけたサバイバルに向け、26歳の右腕は好投を誓う。
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 登板前日の5日は京セラドームでブルペン入りし、ボールの感触を確かめた。「だいぶいい感じ。試合で出せるようにしたい」と笑みを浮かべた。

 代表初選出だった昨年3月の欧州代表戦では、第2戦に登板。2点リードした8回で、ひとりのランナーも許さない完全試合をかけた痺れる場面での侍デビューだった。「去年は僕が一番緊張していたと思う(笑い)明日は初めての先発なので、いい緊張感の中で投げられたら」と代表初先発に向けて意気込んだ。
 
 今年でプロ7年目の右腕は23年に初の二桁勝利(10勝7敗)を挙げ、昨季も7勝をマーク。150キロを超える直球に、ブレーキが利いたように曲がり落ちる変化球を駆使する緩急をつけたピッチングが持ち味だ。「基本的に真っすぐが強いバッターが多いと思いますし、初見なので(直球を)狙ってくると思いますけど、そこでファールが取れるように頑張っていきたい。真っすぐで追い込んで、カウントが遅かったらフォークボールとか色々考えながらスライダーも試しながら上げていきたい」と引き締まった表情で対策やテーマを語る。

 井端弘和監督は常々、来年WBCの戦力になれるような選手に出てきてほしいと期待を口にする。「もうシンプルにアピールする立場だと思うので。その中で今回抑えられるように頑張りたいです」と、マリーンズの若き右腕は夢舞台へのマウンドを見据えた。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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