侍ジャパンは3月6日、京セラドーム大阪で国際強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」第2戦に臨み、9ー0でオランダ代表に完勝した。投手陣は2試合連続で相手打線を被安打1に抑えたほか、打撃陣も全員が得点に絡む活躍を見せるなど、若き侍が攻守で躍動した。
【動画】サトテルの一打を皮切りに、水谷瞬の連続タイムリー&大山悠輔の豪快弾で試合が大きく動く! 先発投手の種市篤暉(ロッテ)が最速155キロの速球でオランダ打線を2回2奪三振に抑えると、2番手の大津亮介(ソフトバンク)も2回3奪三振。一人の走者も出さない好投で援護を待つ展開となった。
毎イニング出塁しながらも打線がつながらなかった打撃陣だったが、5回に四球で出塁した森敬斗(DeNA)が二盗を決めると、続く佐藤輝明(阪神)のレフトフライをオランダ代表のディダーがエラー。その間に森が生還して待望の先制点を奪う。
その後も打線の勢いは止まらず、水谷瞬(日本ハム)がレフト方向に強烈なタイムリースリーベース、万波中正(日本ハム)が犠牲フライ、そして4番大山悠輔(阪神)がフルカウントからレフトスタンドに飛び込むソロホームランを放つなどこの回一挙7得点。オランダ代表の守備の乱れから打者一巡のビッグイニングを作り上げた。
昨年3月の欧州代表との強化試合第2戦で侍ジャパンは一人も出塁を許さない「完全試合リレー」を6人の継投で達成。2年連続の快挙達成に会場の期待も高まるなか、齋藤友貴哉(日本ハム)、河野竜生(日本ハム)、杉山一樹(ソフトバンク)が7回までオランダ打線を封じ込める。
8回のマウンドに上がった曽谷龍平(オリックス)も順調に2アウトを奪ったものの、オランダ代表のクローズがボール球を見極め3ボールに。その後ファウルでフルカウントに持ち込んだ曽谷だったが、8球目をサード方向のボテボテのゴロで返され、内野安打を献上。完全リレーは途切れたが後続の打者をセカンドゴロに打ち取り、9回も3人で抑えた。
前日の第1戦には5-0で完封勝利を挙げており、2連勝でシリーズを終えることとなった侍ジャパン。今シリーズの連勝を弾みに、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で再び頂点を目指す。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
【記事】最速158キロを複数回計測…西武の剛速球右腕に感じた来年3月WBCを勝ち抜く「第2先発」の重要性【侍ジャパン】
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毎イニング出塁しながらも打線がつながらなかった打撃陣だったが、5回に四球で出塁した森敬斗(DeNA)が二盗を決めると、続く佐藤輝明(阪神)のレフトフライをオランダ代表のディダーがエラー。その間に森が生還して待望の先制点を奪う。
その後も打線の勢いは止まらず、水谷瞬(日本ハム)がレフト方向に強烈なタイムリースリーベース、万波中正(日本ハム)が犠牲フライ、そして4番大山悠輔(阪神)がフルカウントからレフトスタンドに飛び込むソロホームランを放つなどこの回一挙7得点。オランダ代表の守備の乱れから打者一巡のビッグイニングを作り上げた。
昨年3月の欧州代表との強化試合第2戦で侍ジャパンは一人も出塁を許さない「完全試合リレー」を6人の継投で達成。2年連続の快挙達成に会場の期待も高まるなか、齋藤友貴哉(日本ハム)、河野竜生(日本ハム)、杉山一樹(ソフトバンク)が7回までオランダ打線を封じ込める。
8回のマウンドに上がった曽谷龍平(オリックス)も順調に2アウトを奪ったものの、オランダ代表のクローズがボール球を見極め3ボールに。その後ファウルでフルカウントに持ち込んだ曽谷だったが、8球目をサード方向のボテボテのゴロで返され、内野安打を献上。完全リレーは途切れたが後続の打者をセカンドゴロに打ち取り、9回も3人で抑えた。
前日の第1戦には5-0で完封勝利を挙げており、2連勝でシリーズを終えることとなった侍ジャパン。今シリーズの連勝を弾みに、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で再び頂点を目指す。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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