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「思っていたよりもずっと厄介」佐々木朗希のスプリットをMLB公式が特集 オープン戦初登板で目立った「3つの特徴」とは?

THE DIGEST編集部

2025.03.06

データ面からスプリットを称賛された佐々木。(C) Getty Images

データ面からスプリットを称賛された佐々木。(C) Getty Images

 若きスター右腕の投球にMLB公式サイトも驚愕だ。

 現地3月5日、同サイトのデビッド・アドラー記者は、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が武器とするスプリットを特集でクローズアップ。前日のオープン戦初登板で3回2安打無失点、5奪三振と好投した日本人ルーキーの活躍を受け、データとともに「私たちが思っていたよりもずっと厄介かもしれない」と報じている。

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 特集内では、「3つの特徴」を指摘しており、その1つ目が「極端に少ない回転量」だ。記事によれば、昨季メジャーで投じられたスプリットの平均回転数は、1302rpm(回転/分)。一方で前日の佐々木は、平均519rpmとなっており、データ解析システム『Statcast』が導入された2015年以降、「回転量が最も少ない試合だ」と伝えた。

 さらに2つ目の特徴は、「落ち方がとんでもない」こと。『Statcast』では、重力の影響を含む場合、含まない場合の2パターンでそれぞれ垂直方向への変化量が計測されるが、前日に“令和の怪物”が投じた18球のスプリットは、「どちらの測り方でもトップクラス」であり、「これだけでエリート級の動きだ」と絶賛されている。

 そして3つ目に取り上げられたのは、「両方向に動く」という点だ。水平方向の動きに注目してみると、佐々木が投じたスプリットは、「多くが(佐々木の)アームサイド(右側)に切れていく。ただ、グローブサイド(左側)に切れていく場合もある」。これらを右打者、左打者で上手く使い分けており、そのうえ、「全て同じリリースポイントから出ていた」とのことだ。

 今後もそのパフォーマンスに大きな注目が集まりそうな佐々木。次戦は、現地11日のクリーブランド・ガーディアンズ戦で登板予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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