侍ジャパン

「スピードガン以上に速く見えた」侍ジャパン井端監督、先発の種市篤暉に合格点「もう仕上がっているな」

THE DIGEST編集部

2025.03.06

日本の投手陣を称えた井端監督。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 侍ジャパンは3月6日、京セラドーム大阪で国際強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」第2戦に臨み、9ー0でオランダ代表に完勝した。

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 試合後、侍ジャパンの井端弘和監督がテレビのフラッシュインタビューに応じ、「ピッチャーがよく頑張ったし、ストライク先行でいいピッチングをみせてくれたので非常に満足している」と、まずは前日に続き、オランダ打線を1安打に封じ込んだ投手陣を称えた。

 とりわけ、先発した種市篤暉(ロッテ)のピッチングには、「スピードガン以上にボールが速く見えたし、ストライク先行で最後のウイニングショットのフォークボールがよく落ちていたので、もう仕上がっているなと感じた」と高評価を与えた。種市は2回23球を投げ、無安打2奪三振、無四球の内容だった。

 一方で序盤は苦戦を強いられた打線に対しては、「なかなか1イニングでどんどんピッチャーが変わっていく中では打ちあぐねていたが、国際試合ではこういう継投がよくあるので、対応していかないといけない」と指摘。それでも、「相手のミスもあったが、良いつながりもみせてくれた」と一挙7点を奪った5回の攻撃には満足感を示し、5番の大山悠輔(阪神)のホームランには、「ああいう長打、ホームランというところで野球の流れをガラッと流れを変えられる。大山にはそのくらいの力がある選手なので非常に良かったなと思う」と振り返った。

 さらに、今回の2試合を通じての手応えを問われた井端監督は、「日本の投手が良いと改めてわかりましたし、1年後のWBCでは投手中心でなおかつ長打を打てるバッターというのは非常に意味があると思っているので、その点ではいい強化試合の2試合だった」と総括した。

構成●THE DIGEST編集部

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