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ド軍で今春最多“6奪三振”記録のグラスノー、OP戦3度目の登板でも好投を披露し現地メディアから称賛の声! 来週末は東京での巨人戦に登板か

THE DIGEST編集部

2025.03.09

開幕に向け順調に登板を重ねているグラスノー。(C)Getty Images

 2年連続世界一を目指すロサンゼルス・ドジャースは主力を担う各選手が、開幕に向け順調な仕上がりをみせている。

 今季も先発陣の柱としての期待が懸かる、タイラー・グラスノーが現地時間3月8日、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に登板した。上々の内容だったと米国内で報じられている。

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 山本由伸や新加入のブレイク・スネル、佐々木朗希とともに、開幕から先発ローテーションを任されることが確実視されているグラスノー。昨年もドジャース加入1年目ながらも開幕投手を務め、8月に右肘腱炎で負傷者リスト入りとなるまで9勝をマークし、チームの躍進を支えた。

 治療に専念することとなり、レギュラーシーズン終盤やポストシーズンでの復帰を果たすことができず、チームの世界一もグラウンド外から見届けることとなった。それでも今季グラスノーは、オープン戦でも2月下旬からマウンドに登っており、故障の影響もなくスプリングトレーニングでの調整が行なわれたことをその姿で示している。

 そして3度目の実戦登板となった3月8日のピッチングについては、米メディア『SBNATION』でもレポートされており、その内容として同メディアは、3イニングを投げ6三振を奪う好投だったと評している。また、本塁打による1失点を喫しており、「かつてのチームメイト、ミゲル・バルガスに浴びたソロホームランだった」などと伝えている。

 加えて、前回登板となった3月2日のホワイトソックス戦での登板よりも1イニング多く投げた右腕のパフォーマンスに対し、同メディアはその奪三振数をフォーカス。「この日奪った6三振は、今春のドジャース投手陣の最多記録。また、ここまで3度の登板で24打者と対戦し、計10三振を奪ってチームトップに立っている」と綴っている。

 さらに、グラスノーの今後のスケジュールとして、「次回の登板は、来週末の東京ドームでのエキシビションゲームになる予定。これは2月下旬には決まっていた」と説明。巨人戦での登板予定であると記している。

 グラスノーは日本遠征に帯同し東京ドームで投げた後、今月下旬からスタートする米国内のゲームで公式戦最初の先発が有力視されている。今季も春先からその右腕で迫力のあるピッチングを繰り広げ、ドジャースファンを大いに沸かせてくれることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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