ニューヨーク・ヤンキースは、現地27日のミルウォーキー・ブルワーズとの開幕戦を間近に控え、22歳の若き才能、ジェイソン・ドミンゲスをメジャーリーグのロースターに登録することを決定したと、現地25日、米スポーツサイト『The Sporting News』が報じた。
【動画】ドミンゲスのオープン戦初ホームラン

　同メディアによると『NJ Advance Media』のマックス・グッドマン記者が「アーロン・ブーン監督によってベン・ライスとドミンゲスがヤンキースのメンバーに選ばれた」と話した、と伝えている。
  　フアン・ソトがニューヨーク・メッツに移籍し、外野の攻撃力が低下したとされるヤンキースにとって、ドミンゲスは期待の星だという。2023年にメジャーデビューを果たしたドミンゲスは、最初の8試合で4本のホームランを放つなど、その才能の片鱗を見せた。しかし、怪我によりシーズンを早期に終えることとなった。

　昨シーズン、ヤンキースはドミンゲスの育成を優先し、マイナーリーグでの実戦経験を積ませる方針をとった。そのため、メジャーリーグでの試合出場は18試合にとどまった。

　ドミンゲスのオープン戦の成績は、62打数16安打、3本塁打12打点を記録し、打率.258、出塁率.292、OPS.744の成績を残している。若き才能の開花に、注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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