オフシーズンにホームセンターで働いていた25歳右腕ブラッド・ロードが、ワシントン・ナショナルズの開幕ロースターに入り、米メディアを沸かせている。きっかけは米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者によるつぶやきだ。
パッサン記者は、「ホームデポから開幕戦へ。冬の間、ホームセンターでマルチやクリスマスツリーを運んでいたナショナルズの右腕ロードが、開幕ロースター入り。フィラデルフィア・フィリーズとの開幕戦でリリーフとして登板するかもしれない」と伝えた。
この一報を受け、米誌『Sports Illustrated』は、「元ホームデポ従業員が、ナショナルズの開幕ロースター入り。2022年のドラフト18巡目に指名されたロードは、生計を立てるためにオフの間、地元のホームセンターで働いていた」と伝えた。
「冬にクリスマスツリーなどを運んでいたロードは、24年にマイナーリーグで印象的な活躍をした後、25年は開幕からワシントンのリリーフ投手として登板する予定だ。野球のオフシーズンにお金を稼ぐため、野球とは関係のない仕事をこなしながら、マウンドでの腕を磨き続けた」
フロリダ州タラハシー出身の25歳は、サウスフロリダ大学から22年のドラフト531位で指名された後、3年も経たないうちにメジャーリーガーとなった。同メディアは、「24年には1A、2A、3Aで25試合に先発し、129.2回を投げて防御率2.78、135奪三振を記録。今春のオープン戦では登板9回で防御率6.08と苦戦したが、ナショナルズは開幕ロースターに抜擢した」と報じている。
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米メディア『ClutchPoints』もロードの開幕ロースター入りに注目。「すべての選手がメジャーリーグへの道を順調に歩んでいるわけではない。ロードもそのひとりだ。25歳の右腕は生計を立てるためにオフ期間のほとんどをホームセンターで働いて過ごした。1年前のオフには大手スーパーで働いていた」と伝えた。
「スプリングトレーニングでは防御率が6を超えるなど苦しんだが、チームはロースターに入る実力があると判断した。マイナーで先発投手だったロードは、ナショナルズでリリーフ投手として出番を待つ。マイナーでの低賃金を考えれば副業を考えるのも当然だが、メジャーに定着できれば、オフに9時~17時で働く必要がなくなる。副業の仕事を本人が楽しんでいるなら話は別だが、、、それはありえないだろう」
現地3月27日の開幕戦でナショナルズはフィリーズと対戦する。開幕直前に突如として話題となったロードの登板はあるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「冬にクリスマスツリーなどを運んでいたロードは、24年にマイナーリーグで印象的な活躍をした後、25年は開幕からワシントンのリリーフ投手として登板する予定だ。野球のオフシーズンにお金を稼ぐため、野球とは関係のない仕事をこなしながら、マウンドでの腕を磨き続けた」
フロリダ州タラハシー出身の25歳は、サウスフロリダ大学から22年のドラフト531位で指名された後、3年も経たないうちにメジャーリーガーとなった。同メディアは、「24年には1A、2A、3Aで25試合に先発し、129.2回を投げて防御率2.78、135奪三振を記録。今春のオープン戦では登板9回で防御率6.08と苦戦したが、ナショナルズは開幕ロースターに抜擢した」と報じている。
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「スプリングトレーニングでは防御率が6を超えるなど苦しんだが、チームはロースターに入る実力があると判断した。マイナーで先発投手だったロードは、ナショナルズでリリーフ投手として出番を待つ。マイナーでの低賃金を考えれば副業を考えるのも当然だが、メジャーに定着できれば、オフに9時~17時で働く必要がなくなる。副業の仕事を本人が楽しんでいるなら話は別だが、、、それはありえないだろう」
現地3月27日の開幕戦でナショナルズはフィリーズと対戦する。開幕直前に突如として話題となったロードの登板はあるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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