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ほろ苦い本拠地デビュー戦となった佐々木朗希に米記者から反響続々「らしくないコントロールの乱れだった」「この状況が好転しなければ…」

THE DIGEST編集部

2025.03.30

ドジャースの佐々木朗希。本拠地デビュー戦で制球難に苦しんだ。(C) Getty Images

ドジャースの佐々木朗希。本拠地デビュー戦で制球難に苦しんだ。(C) Getty Images

 なかなか制球が定まらない。
 
 現地3月29日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は、本拠地ドジャースタジアムで行なわれたデトロイト・タイガース戦に先発登板すると、1回2/3(61球)を投げ、3安打2失点、2奪三振、4四球で降板。チームが7対3と快勝した一方で、制球難に苦しむ日本人ルーキーの投球内容には、SNS上にさまざまな意見が並んでいる。
 【動画】「おそらく緊張のせいだろう」佐々木朗希の本拠地デビュー戦での投球!

 この日、ボール先行の場面が目立ち、立ち上がりは、2死満塁から6番マヌエル・マーゴーの内野安打で先制点を許すと、さらに7番トレイ・スウィーニーへの押し出し四球で2点目を献上した佐々木。初回にいきなり41球を要し、続く2回も2つの四球を与えるなど、ほろ苦い本拠地デビュー戦となった。
 
 米記者からは、厳しい声も少なくない。降板後、地元紙『Los Angeles Times』のディラン・ヘルナンデス記者は、自身のXを更新。「ドジャースタジアムデビュー戦でロウキ・ササキは、ショウヘイ・オオタニよりもシンタロウ・フジナミのように見えた。この状況が好転しなければ、オクラホマシティ行きかもしれない」と反応を示している。
 
 また、米メディア『The Big Leagues Daily』のダン・クラーク記者は、「2登板で117球を投げ、ストライク率がわずか48.7%。4回2/3を投げ、9四球。おそらく緊張のせいだろう」と指摘。「日本では、9イニングあたり2人にしか四球を与えていない。らしくないコントロールの乱れだった」と分析していた。
 
 不安定さが目立つ佐々木だが、今後の戦いで立て直しを図れるだろうか。次回は、現地5日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で先発マウンドに立つ見込みだ。
 
構成●THE DIGEST編集部

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