もはやチームの大黒柱だ。
現地4月11日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が本拠地でのシカゴ・カブス戦に今季4度目の先発マウンドに上がり、6回(103球)を投げ2安打9奪三振無失点の好投。勝利投手の権利を持って降板した。カブス打線を翻弄するピッチングに米記者からは称賛が集まっている。
【動画】山本由伸が快投!カブス打線から9Kを築き、球場からスタンディングオベーション
初回は二者連続三振に斬って取る。3番の鈴木誠也には96.4マイル(約155.1キロ)を計測する速球で押すと、最後はシンカーで右飛に仕留めた。
2回は三振2つをマーク、3回も三者凡退に抑える快調なピッチングで山本はゼロを刻む。
4回1死から2番カイル・タッカーに一塁線を破られる二塁打でこの試合初めてランナーを出すと、続く鈴木にも右前打を許したが、鈴木が一、二塁間で挟まれて2死三塁に。ピンチは続き、強打の4番マイケル・ブッシュを迎えた場面でギアを一段階上げた右腕は、フルカウントからスプリットで空振り三振に打ち取り、ピンチを脱した。
両チーム無得点で迎えた5回は三者凡退。6回も先頭を154キロの速球で見逃し三振、ミゲル・アマヤをカーブで二ゴロ。1番のイアン・ハップにこの日初の四球を出すがタッカーを渾身のカットボールで三振に仕留めると、ドジャー・スタジアムから大歓声が上がった。山本はバッテリーを組むウィル・スミスに向かって小さくガッツポーズを見せると、マウンドを降りる背番号18に球場は万雷のスタンディングオベーションで包み込んだ。
ドジャースが誇るエース右腕の快投に地元専門メディア『Dodgers Nation』の敏腕記者ノア・カムラス氏は「ヨシノブ・ヤマモトはカブス戦で6回をシャットアウト。彼は6つの空振り三振を奪い、3つの見逃し三振を奪った。彼はピンポイントのコマンドを持っている」と絶賛。3回を除く毎イニングの奪三振ショーに目が釘付けだった。
同氏はさらに自身のXを更新。山本の投球内容を記したうえで、「ヤマモトはカブスを完全に押し切った。ドジャー・スタジアムの観客は、彼がフィールドを去る際にスタンディングオベーションを送った」と、球場の雰囲気をリアルタイムに伝えた。
ドジャースは0対0で迎えた6回裏、1死一、二塁でトミー・エドマンに3ランホームランが飛び出し、ついに均衡が破れた。このままチームが勝てば山本に今季2勝目がつくことになる。
構成●THE DIGEST編集部
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現地4月11日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が本拠地でのシカゴ・カブス戦に今季4度目の先発マウンドに上がり、6回(103球)を投げ2安打9奪三振無失点の好投。勝利投手の権利を持って降板した。カブス打線を翻弄するピッチングに米記者からは称賛が集まっている。
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初回は二者連続三振に斬って取る。3番の鈴木誠也には96.4マイル(約155.1キロ)を計測する速球で押すと、最後はシンカーで右飛に仕留めた。
2回は三振2つをマーク、3回も三者凡退に抑える快調なピッチングで山本はゼロを刻む。
4回1死から2番カイル・タッカーに一塁線を破られる二塁打でこの試合初めてランナーを出すと、続く鈴木にも右前打を許したが、鈴木が一、二塁間で挟まれて2死三塁に。ピンチは続き、強打の4番マイケル・ブッシュを迎えた場面でギアを一段階上げた右腕は、フルカウントからスプリットで空振り三振に打ち取り、ピンチを脱した。
両チーム無得点で迎えた5回は三者凡退。6回も先頭を154キロの速球で見逃し三振、ミゲル・アマヤをカーブで二ゴロ。1番のイアン・ハップにこの日初の四球を出すがタッカーを渾身のカットボールで三振に仕留めると、ドジャー・スタジアムから大歓声が上がった。山本はバッテリーを組むウィル・スミスに向かって小さくガッツポーズを見せると、マウンドを降りる背番号18に球場は万雷のスタンディングオベーションで包み込んだ。
ドジャースが誇るエース右腕の快投に地元専門メディア『Dodgers Nation』の敏腕記者ノア・カムラス氏は「ヨシノブ・ヤマモトはカブス戦で6回をシャットアウト。彼は6つの空振り三振を奪い、3つの見逃し三振を奪った。彼はピンポイントのコマンドを持っている」と絶賛。3回を除く毎イニングの奪三振ショーに目が釘付けだった。
同氏はさらに自身のXを更新。山本の投球内容を記したうえで、「ヤマモトはカブスを完全に押し切った。ドジャー・スタジアムの観客は、彼がフィールドを去る際にスタンディングオベーションを送った」と、球場の雰囲気をリアルタイムに伝えた。
ドジャースは0対0で迎えた6回裏、1死一、二塁でトミー・エドマンに3ランホームランが飛び出し、ついに均衡が破れた。このままチームが勝てば山本に今季2勝目がつくことになる。
構成●THE DIGEST編集部
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