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「あんな投球だと得点を入れられない」敵将が山本由伸の快投に“お手上げ” 鈴木誠也の走塁ミスには「無理をする場面ではなかった」と苦言

THE DIGEST編集部

2025.04.12

名将カウンセル監督から賛辞を受けた山本。(C)Getty Images

名将カウンセル監督から賛辞を受けた山本。(C)Getty Images

 快投の日本人右腕に敵将も称賛を惜しまない。

 現地4月11日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたシカゴ・カブス戦に先発登板。6回2安打無失点、9奪三振、1四球の好投でチームを3対0の完封勝利に導き、3月18日の東京ドーム開幕戦以来となる今季2勝目(1敗)をマークした。これで今季成績は、防御率1.23、WHIP0.91だ。

【動画】山本由伸が快投!カブス打線相手に圧巻9Kの奪三振ショー披露
 3回までパーフェクトに抑える上々の立ち上がりを見せた日本人右腕は、4回1死走者なしからカイル・タッカーに二塁打を浴びるが、次の打席で右前打を放った鈴木誠也の走塁ミスに助けられ、ピンチを無失点で脱出。その後もゼロを並べ、降板時には、本拠地ファンからスタンディングオベーションが送られた。

 試合後、カブスのクレイグ・カウンセル監督は、報道陣の取材に対応。地元放送局『Marquee Sports Network』が映像を公開しており、そのなかで指揮官は、「本当に見事な投球だ。早いカウントからコーナーを突かれ、打てる球がなかった。素晴らしいスプリット。あんな投球だとなかなか得点を入れられない」と山本を絶賛している。

 また、一塁を大きくオーバーランしてしまい、あえなくタッチアウトとなった鈴木の走塁ミスに関しては、「無理をする場面ではなかった」と振り返り、「残念ながら得点を入れる唯一のチャンスだった。正直に言えば、得点できるかどうかは分からないが、あそこがチャンスなのは確かだ」と冷静に分析していた。

 好調を維持しているドジャース。現地12日のカブス戦は、佐々木朗希が今季4度目の先発マウンドに立つ予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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