専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

スーパーキャッチのパヘスを「いいプレーをしたが、信頼できない」米記者はキム・ヘソンに期待「少し時間を与えてみよう」

THE DIGEST編集部

2025.04.13

守備で好プレーを見せたパヘスだが、打撃は打率.149と低調だ。(C)Getty Images

守備で好プレーを見せたパヘスだが、打撃は打率.149と低調だ。(C)Getty Images

 佐々木朗希の大ピンチを救ったのがアンディ・パヘスだった。

 現地4月12日に行なわれたロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス。3回2死満塁の場面で、佐々木がシカゴ・カブスの4番マイケル・ブッシュに大きな当たりを打たれた。

 この大飛球を中堅手パヘスがフェンス上でジャンピングキャッチ。もう少しで満塁本塁打となる打球を捕球してみせた。パヘスは初回にも右中間の当たりをスライディングキャッチと、守備でチームに貢献した。

 しかし、ジャーナリストのブレイク・ハリス氏は、パヘスの出場に疑問を抱いている。

「今夜、パヘスはいいプレーを見せた。それは認めるが、それでも私は彼を信頼できない。20打数無安打が止まったかと思えば、今度は10打数1安打の成績だ」

 このようにパヘスの打力に納得がいっていないハリス氏は、ドジャース傘下3Aオクラホマシティ・コメッツで調整しているキム・ヘソンをメジャー昇格させるべきだと主張した。

【動画】左中間と右中間に打ち分け! 3Aオクラホマシティのキム・ヘソンが1試合で2本塁打
 
 オープン戦で打撃に課題を残し、3Aで開幕を迎えたキム・ヘソンは現地4月11日の試合で先頭打者アーチを放ち、翌12日の一戦でも2本の本塁打をマークするなど、打力のアピールを続けている。

「キム・ヘソンの今後の展開が興味深い。もしかしたらドジャースの理想的な9番打者になるかもしれない。キム・ヘソンに少し時間を与えて、彼に何ができるのか見てみよう。1か月ほど使って機能しないようなら、その時にまた再考すればいい」

 打率.149、2本塁打、2打点、出塁率.273、長打率.298、OPS.571、得点圏打率.000と波に乗り切れていないパヘス。一方のキム・ヘソンは3Aながら、打率.293、3本塁打、13打点、出塁率.359、長打率.603、OPS.962と数字を残している。

 キム・ヘソンは二遊間に加えて中堅でも出場しており、パヘスの代わりを担える存在として注目されている。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】内野手ロハスが緊急登板。佐々木朗希らドジャース投手陣のモノマネ連発に山本由伸、スネルはベンチで大爆笑「去年からずっとやりたかった」

【記事】「そうですね、まぁ、あの…」苦笑いの佐々木朗希がロハスの“モノマネ投球”に「100点です」、パヘスの好捕には「助けられた」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号