現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースがシカゴ・カブスに0対16で大敗した。先発した佐々木朗希はメジャー最長5回を投げて1失点と好投したものの、2番手以降が打ち込まれたため黒星がついた。それでも、本人は内容に手応えを感じている。
「きょうまでの3試合で、なかなかイニングを稼げなかったので、その面ではよかった。段階的にいい方向に来ていると思いますし、ここが最低限になるように頑張らないとという気持ち」
5回、81球はいずれも渡米後4試合のハイ記録で、与四球2は前回登板のフィラデルフィア・フィリーズ戦と並ぶ最小タイ。被安打4は登板4試合でもっとも多い数字だが、失点はマイケル・ブッシュに打たれたソロ本塁打だけだった。
「立ち上がりに不安定なところもあったんですけど、そのほかはいいテンポで投げられた。いいコントロールで投げられたところもあった。前回のほうが、感覚的にはい部分があったんですけど、今回は今回で、そこまで崩れなくてよかった」
佐々木が課題に挙げたのは、スプリットのコントロールだった。
「持っている球種が少ないので、フォーク=ボール球になってしまうと苦しい部分はあるので、もちろんカウントを取れる球だったり、空振りを取れるのはいいこと。きょうは最後スライダーに頼ったんですけど、真っすぐがしっかりゾーンに行っている時、フォークもコントロールできたら、もっとピッチングは楽になる」
【動画】グランドスラムを防いだ中堅手パヘスのスーパーキャッチ!
3回には2つの四球と安打で2死満塁とピンチを迎え、2回に本塁打を打たれたブッシュにふたたび大飛球。あわやフェンス越えの大きな当たりとなったが、中堅手アンディ・パヘスが腕を伸ばしてスーパーキャッチし、グランドスラムを防いだ。
パヘスの好捕に佐々木は、「本当に助かりましたし、あのプレーがなかったら大量失点になっていたと思うので、初回(にもパヘスが右中間の打球を好捕)もそうですけど、きょうはすごく助けられた」と振り返った。
また大量点差が終盤に野手のミゲル・ロハスが登板。山本由伸のグラブを手にしたロハスは山本の投球フォームを真似、ランドン・ナック、クレイトン・カーショウ、佐々木の“モノマネ”も行なった。
「ロハス選手が佐々木投手のモノマネ投球を見せたが、本人から見て何点?」と聞かれた佐々木は、「そうですね、まぁ、あの……。100点です」と苦笑いを浮かべた。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】内野手ロハスが緊急登板。佐々木朗希らドジャース投手陣のモノマネ連発に山本由伸、スネルはベンチで大爆笑「去年からずっとやりたかった」
【記事】16失点で完敗ドジャース…内野手ロハスが山本由伸のグローブを使用してのリリーフ登板にLA記者嘆き「いいことが何ひとつない」
「きょうまでの3試合で、なかなかイニングを稼げなかったので、その面ではよかった。段階的にいい方向に来ていると思いますし、ここが最低限になるように頑張らないとという気持ち」
5回、81球はいずれも渡米後4試合のハイ記録で、与四球2は前回登板のフィラデルフィア・フィリーズ戦と並ぶ最小タイ。被安打4は登板4試合でもっとも多い数字だが、失点はマイケル・ブッシュに打たれたソロ本塁打だけだった。
「立ち上がりに不安定なところもあったんですけど、そのほかはいいテンポで投げられた。いいコントロールで投げられたところもあった。前回のほうが、感覚的にはい部分があったんですけど、今回は今回で、そこまで崩れなくてよかった」
佐々木が課題に挙げたのは、スプリットのコントロールだった。
「持っている球種が少ないので、フォーク=ボール球になってしまうと苦しい部分はあるので、もちろんカウントを取れる球だったり、空振りを取れるのはいいこと。きょうは最後スライダーに頼ったんですけど、真っすぐがしっかりゾーンに行っている時、フォークもコントロールできたら、もっとピッチングは楽になる」
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3回には2つの四球と安打で2死満塁とピンチを迎え、2回に本塁打を打たれたブッシュにふたたび大飛球。あわやフェンス越えの大きな当たりとなったが、中堅手アンディ・パヘスが腕を伸ばしてスーパーキャッチし、グランドスラムを防いだ。
パヘスの好捕に佐々木は、「本当に助かりましたし、あのプレーがなかったら大量失点になっていたと思うので、初回(にもパヘスが右中間の打球を好捕)もそうですけど、きょうはすごく助けられた」と振り返った。
また大量点差が終盤に野手のミゲル・ロハスが登板。山本由伸のグラブを手にしたロハスは山本の投球フォームを真似、ランドン・ナック、クレイトン・カーショウ、佐々木の“モノマネ”も行なった。
「ロハス選手が佐々木投手のモノマネ投球を見せたが、本人から見て何点?」と聞かれた佐々木は、「そうですね、まぁ、あの……。100点です」と苦笑いを浮かべた。
構成●THE DIGEST編集部
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