ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスは現地4月13日、ドジャー・スタジアムで行なわれ、カブスが4-2で勝利を収めた。今回の3連戦は3月の東京での開幕シリーズで連敗を喫したカブスが2勝1敗と勝ち越し。雪辱を果たしたが、3回に起きたプレーが物議を醸している。
【動画】物議を醸したベッツの"ポテンヒット"のシーン
1-1の同点で迎えた3回裏のドジャースの攻撃。1死走者なしの場面で打席に立った2番ムーキー・ベッツはインコースに差し込まれ、ライト方向へ詰まった当たりのフライを打ち上げた。すると、打球は右翼手カイル・タッカーと二塁手のニコ・ホーナーの間に落ちる"ポテンヒット"となった。
微妙な位置にボールが落ちたのは事実だが、実はこのプレーの際に、ホーナーは米スポーツ専門局『ESPN』のインタビューを受けていた。実況席からは、投球の直前まで質問が投げかけられていた。
結果的に後続のトミー・エドマンとテオスカー・ヘルナンデスが凡退し、ベッツの一打は試合に大きく影響することはなかったものの、ファンは憤慨。「プレー中の選手に話しかけるのはやめろ」「ダグアウトの誰かと話せばいいじゃないか。どうしてプレー中の選手なんだ」「なぜ選手はこの演出に同意したのだろうか?」「選手たちを試合に集中させてくれ」「ホーナーはくだらない質問にではなく、プレーに集中するべきだ」といった声が上がった。
この件を米メディア『LARRY BROWN SPORTS』も問題視し、「カブスの選手がESPNのインタビュー中にフライボールを逃す」との記事を掲載した。同メディアは一連の状況を説明しつつ、「ホーナーの意識が試合展開と別のところにあったことは(カブスにとって)事態を悪化させた」と指摘。「ESPNの試合中のインタビューの本質については、まだ議論の余地があるだろう。それは、プレー真っ最中の選手たちからファンに向けて臨場感のある体験を提供しようとしているが、そのせいでインタビュー対象者の集中力や反応速度が犠牲になることもある」と見解を示した。
プレー中の選手の声が聞けるという斬新な演出は話題を呼んでいたが、今後さらに議論が広がる可能性もありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】まさに完コピ!ロハスがモノマネした山本由伸、カーショウ、佐々木朗希
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1-1の同点で迎えた3回裏のドジャースの攻撃。1死走者なしの場面で打席に立った2番ムーキー・ベッツはインコースに差し込まれ、ライト方向へ詰まった当たりのフライを打ち上げた。すると、打球は右翼手カイル・タッカーと二塁手のニコ・ホーナーの間に落ちる"ポテンヒット"となった。
微妙な位置にボールが落ちたのは事実だが、実はこのプレーの際に、ホーナーは米スポーツ専門局『ESPN』のインタビューを受けていた。実況席からは、投球の直前まで質問が投げかけられていた。
結果的に後続のトミー・エドマンとテオスカー・ヘルナンデスが凡退し、ベッツの一打は試合に大きく影響することはなかったものの、ファンは憤慨。「プレー中の選手に話しかけるのはやめろ」「ダグアウトの誰かと話せばいいじゃないか。どうしてプレー中の選手なんだ」「なぜ選手はこの演出に同意したのだろうか?」「選手たちを試合に集中させてくれ」「ホーナーはくだらない質問にではなく、プレーに集中するべきだ」といった声が上がった。
この件を米メディア『LARRY BROWN SPORTS』も問題視し、「カブスの選手がESPNのインタビュー中にフライボールを逃す」との記事を掲載した。同メディアは一連の状況を説明しつつ、「ホーナーの意識が試合展開と別のところにあったことは(カブスにとって)事態を悪化させた」と指摘。「ESPNの試合中のインタビューの本質については、まだ議論の余地があるだろう。それは、プレー真っ最中の選手たちからファンに向けて臨場感のある体験を提供しようとしているが、そのせいでインタビュー対象者の集中力や反応速度が犠牲になることもある」と見解を示した。
プレー中の選手の声が聞けるという斬新な演出は話題を呼んでいたが、今後さらに議論が広がる可能性もありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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