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「追いかければ追いかけるほど、もっと逃げていく」先制2ランの大黒柱ベッツは冷静「いつも通りプレーすればいいことが起こる」

THE DIGEST編集部

2025.04.15

初回の第1打席で2ラン本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

初回の第1打席で2ラン本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

 熾烈な戦いの中でも大黒柱は、冷静さを欠いていない。

 現地4月14日、ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツは、本拠地コロラド・ロッキーズ戦に「2番・遊撃」で先発出場し、4号先制2ランを含む4打数2安打2打点、1四球と活躍。現地1日の本拠地アトランタ・ブレーブス戦以来、11試合ぶりの一発を放ち、5対3のチーム勝利に貢献した。これで今季成績は、打率.304、OPS.954だ。

 初回先頭の大谷翔平が右前打で出塁すると、続く打席でベッツは、ロッキーズの先発右腕アントニオ・センザテーラと対峙し、カウント1-1から甘く入ったスライダーを強振。これが打球速度101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)を計測する左翼席への先制2ランとなった。

 ドジャースの話題を専門的に発信する『Dodger Blue』によると、試合後にベッツは「いい出来だったとは言えない。でも勝てたからそれで十分だ」とコメント。「誰もが責任を感じていると思う。苦しんできたことを自覚し、そこから抜け出そうとしている」とチームの様子を明かした。

【動画】大谷翔平を一塁に置いて、2番ベッツが2ランアーチ!
 
 さらに、「あまり必死になりすぎず、成り行きに任せよう。シーズンは長い。一生懸命やればやるほど、結果が遠ざかっていく感じだ」と続け、「追いかければ追いかけるほど、もっと逃げていく。成り行きに任せ、いつも通りプレーしていれば、いいことが起こるはずだ」と持論を展開した。

 なお、この勝利でドジャースは、連敗が「2」でストップ。現在ナ・リーグ西地区では、首位サンディエゴ・パドレスと2.5ゲーム差の3位に位置している。

構成●THE DIGEST編集部

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