サイ・ヤング賞２度の輝かしい実績を持つロサンゼルス・ドジャースの左腕エース、ブレイク・スネルが現在故障者リスト入りし、チームのローテーションに穴が開いている。早期復帰が待たれる中、彼の最新の回復状況が明らかになったと現地20日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。

　同メディアは『The Orange County Register』紙の報道を引用し、スネルが痛みの許容度を測るため、30球を投げたと伝えている。数週間前に故障者リスト入りして以来、マウンドでの投球はこれが初めてだったという。
【動画】大谷翔平、日本ハム時代の元同僚クリス・マーティン と対決 　自身の状態について、スネルは「時々、痛みが残る。まあ、もう23歳じゃなく32歳だからね。投げ始めれば大丈夫なんだ。キャッチボールをしている時は痛みを感じない。ここ（マウンド）に来れば大丈夫なんだ。朝起きた時みたいに、動き出すまでに時間がかかるんだよ」と、年齢による体の変化も考慮しつつ、復帰への意欲を示した。

　さらにスネルは「ただ投げたいんだ。心配しているかって？　いや、していないよ。故障者リストに入った時は心配したけど、もう違う。ずっと良くなっているんだ」と語り、復帰に向けて前向きな姿勢を示している。

　故障者リストからの早期復帰と、再びマウンドで躍動する姿が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

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