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まさに“覚醒中” ド軍との連戦で6安打2HR2盗塁のPCAを「MVPの話題に上がるかも」と地元メディア 一方大谷の対カ軍打率の低さにも注目

THE DIGEST編集部

2025.04.24

連戦で対照的な成績を残したクロウ=アームストロング(左)と大谷(右)。(C)Getty Images

連戦で対照的な成績を残したクロウ=アームストロング(左)と大谷(右)。(C)Getty Images

 MLBシカゴ・カブスは現地4月23日、本拠地ロサンゼルス・ドジャース戦に7対6で勝利。カード2連勝でディフェンディングチャンピオンとの今季のレギュラーシーズンでの対戦を終えた。

 地元メディア『Marquee Sports Network』は同日に「カブスがドジャースをスウィープした際に学んだもの」と題した記事を配信。カブスがドジャースに連勝できた理由を紹介した。

【動画】大谷翔平が復帰後初ヒットも...カブスとの2連戦で9打数1安打と不調
 カブスはドジャースと今季計7度対戦。東京ドームで行なわれた開幕戦では連敗を喫したものの、現地4月11日からのドジャー・スタジアムでの3連戦では16対0の完封勝利を含む2勝1敗で勝ち越し。今回の連勝で4勝3敗となり、カブスはドジャースはポストシーズンにおけるシード順位のアドバンテージを得た。

 今回のシリーズ連勝の立役者として中堅手のピート・クロウ=アームストロングの名前を挙げた同メディア。クロウ=アームストロングが今季記録した5本塁打10盗塁、15長打(二塁打+三塁打+本塁打)という数字が4月中に達成されたのはMLB史上初の快挙(データ分析会社『OptaSTATS』)とのデータを引用し、クロウ=アームストロングを「リーグで最高の打者の一人」「MVPの話題に上がるかもしれない」と絶賛した。

 特にドジャースとの2連戦ではいずれも猛打賞を達成し、9打数6安打2本塁打7打点2盗塁の大活躍を見せたクロウ=アームストロング。23日の試合後にはクレイグ・カウンセル監督からも「今夜、とんでもない試合をした。スペシャルな選手が試合のあらゆる領域に影響を与えた。存在感を大いに感じさせている」と賛辞を受けている。

 また、同メディアはその他の要因として大谷翔平(ドジャース)の苦戦をピックアップ。「オオタニはどんなチームにも勝てる選手だ。今シーズンのカブスを除いては」と綴り、大谷が今季カブス以外のチームと対戦している時は打率.302である一方、カブスとの試合では25打数4安打で打率.160であると紹介した。実際、今回の連戦でも9打数1安打4三振と苦しんでいた。

 今季好成績を残しているカブスとドジャース。ポストシーズンでの対戦の可能性も大いにある両チームは今後どのようなシーズンを送るだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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