プロ野球

「巨人に第3のエースが現れた」韓国&台湾メディアが継続中の開幕無失点記録に大注目「防御率は依然として完璧なゼロだ」

THE DIGEST編集部

2025.04.24

開幕から28イニング連続無失点を記録する巨人の山﨑。果たして記録はどこまで伸びるか。写真:THE DIGEST写真部

 巨人の山﨑伊織投手が4月23日、本拠地での中日戦に今季5度目の先発登板。5回103球を投げ無失点、被安打5、3奪三振、与四球2の内容で白星は付かなかったものの、開幕から28イニング連続無失点の球団タイ記録を達成した。

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 山﨑は初回から制球に苦しみ、28球を要する厳しい立ち上がりを強いられたが、2死一、二塁のピンチで前夜に本塁打を放っている中田翔を三ゴロに打ち取る。2回、3回と三者凡退とするも、4回には単打3本で1死満塁のピンチ。この場面も内野ゴロ2つでうまく切り抜けた。

 5回も走者を出すも抑え切った山﨑は、開幕からの連続無失点を5試合「28イニング」に伸ばし、2007年に高橋尚成が記録した球団最長記録に並んだ。次回登板でさらに3イニングをゼロで抑え切れば、63年の中井悦雄、2023年の村上頌樹が記録した31イニング連続無失点のセ・リーグ記録にも並ぶ。

 山﨑の快記録にアジア各国のメディアも熱視線を注いでいる。韓国メディア『スポーツ朝鮮は「エース不在の巨人に第3のエースが現れた」と綴り、前エースの菅野智之(ボルティモア・オリオールズ)からバトンを受け継いだ戸郷翔征が不調で二軍落ちした経緯に触れながら、入団5年目の右腕が球団記録に並んだことを伝えた。

 また台湾メディア『自由體育』も山﨑の開幕無失点記録に注目し、「防御率は依然として完璧な"ゼロ"だ」と驚きをもって報じ、「次回登板では新たな記録を打ち立てると期待されている」とリーグ記録の31イニング無失点、さらに史上最長のシーズン無失点記録である38.1イニング(1939年の高橋俊夫/阪急)の更新に期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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