現地４月25日、ロサンゼルス・ドジャースがピッツバーグ・パイレーツと対戦して０対３で今シーズン２度目の完封負け。３連敗を喫した。

　ドジャースはパイレーツの先発ポール・スキーンズに手も足も出なかった。マウンドを降りた７回１死まで散発５安打。初回は三者凡退に終わり、２回は先頭の４番テオスカー・ヘルナンデスが右前打で出塁するも、続くトミー・エドマンが空振り三振、ウィル・スミスが三ゴロ、マイケル・コンフォートが見逃し三振に終わった。

　３回には１死から９番アンディ・パヘスが二塁打。しかし、１番の大谷翔平が投ゴロ、２番ムーキー・ベッツが二ゴロだった。４回には先頭のフレディ・フリーマンが二塁打＋右翼手の失策で無死３塁と好機を作る。しかし、T・ヘルナンデス、エドマン、スミスが凡退で得点を挙げられなかった。

　５回には２死からふたたびパヘスが二塁打を放ったが、大谷がフルカウントから空振り三振に終わっている。スキーンズ降板後も、ドジャース打線は爆発しなかった。８回にはパヘスがこの試合３本目の安打で無死一塁とするも、大谷が中飛、ベッツが一ゴロ、フリーマンが左邪飛に倒れている。

【動画】スキーンズの変化球に、大谷が空振り三振
  　ドジャースは最後まで得点できずに今シーズン２度目の完封負けで３連敗。先発の山本由伸は５回94球、被安打５、４四球、５奪三振、３失点で２敗目となった。

　完封負けを目の当たりにしたドジャースファンは、「情けない試合だった」「いまのチームは見ていてつらい」「スター選手ぞろいなのに勝てない」「ドジャースに何が起こったんだ？」「ひどい、恥ずかしい」「マンシーとコンフォートを外してキム・ヘソンを呼び戻せ」「ギャビン・ラックスが恋しい」などとSNS上で憤慨。「まだ４月だ」「次は勝とう」「シーズンは長い」と前向きなファンの声は、ひと握りのようだった。

　一方、相手先発のスキーンズについては、「素晴らしい投手」と脱帽。「ドジャース打線を圧倒した」「完璧にやられた」などと記していた。

構成●THE DIGEST編集部

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