ロサンゼルス・ドジャースは現地4月25日(日本時間26日)、2016年の米ドラフト全体2位指名を受けたニック・センゼル外野手とマイナー契約を締結したと全米記者協会(BAWWA)に所属するダニエル・アルバレス=モンテス記者が自身のXで伝えた。
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センゼルはテネシー大で全米屈指の強打者として活躍。2016年にドラフト1巡目(全体2位)指名でシンシナティ・レッズに入団し、MLB公式サイトのプロスペクト(有望株)ランキングでは2019年に、6位にランクされた。
2019年にメジャーデビューを飾ったセンゼルは、このシーズンに104試合に出場。打率.256、12本塁打、42打点をマークしたが、その後は成績不振で2023年オフにノンテンダーFAとなり、昨季はワシントン・ナショナルズ、シカゴ・ホワイトソックスでプレーしたものの打率.195、7本塁打、18打点、OPS.614と苦戦を強いられた。
しかし、今年3月に契約したメキシコリーグのドスラレドス・オウルズでは開幕から打棒爆発。10試合で3本塁打、10打点、OPS1.790をマークするなど、好調なシーズンを送っていた。守備ではセンターに加え、二塁、三塁も守れるユーティリティ性があるだけに、攻守両面での貢献が期待される選手と言える。
この元有望株との契約に衝撃を受け、危機感を募らせているのが韓国メディアだ。スポーツメディア『SPOTV NEWS』は26日、「キム・ヘソンの競争相手がまた生まれるなんて…欲張りドジャースが迎える往年の有望株は、ロッテ行きの噂もあった選手」と銘打った記事を配信。「すでにリーグ最強戦力と評価されているドジャースだが欲に終わりがない。往年の有望株だったニック・センゼルを迎え入れ、保険をひとつ用意したが、キム・ヘソンとしては競争相手をひとつ追加された」と報じた。
2023年オフにセンゼルがノンテンダーFAとなった際には、韓国KBOリーグのロッテジャイアンツへの移籍説が飛び交った経緯も紹介。結局、入団は実現しなかったが、巡り巡ってキム・ヘソンのライバルとして再びクローズアップされた形だ。
同メディアは、「センゼルは専門的な中央内野手ではないが、複数ポジションが可能という点でキム・ヘソンとスタイルが似ている」と指摘。できるだけ早期の昇格を目指すうえでは、「ドジャースの継続的な選手補充は嬉しくないニュースだ」と弱気な姿勢をみせている。
構成●THE DIGEST編集部
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2019年にメジャーデビューを飾ったセンゼルは、このシーズンに104試合に出場。打率.256、12本塁打、42打点をマークしたが、その後は成績不振で2023年オフにノンテンダーFAとなり、昨季はワシントン・ナショナルズ、シカゴ・ホワイトソックスでプレーしたものの打率.195、7本塁打、18打点、OPS.614と苦戦を強いられた。
しかし、今年3月に契約したメキシコリーグのドスラレドス・オウルズでは開幕から打棒爆発。10試合で3本塁打、10打点、OPS1.790をマークするなど、好調なシーズンを送っていた。守備ではセンターに加え、二塁、三塁も守れるユーティリティ性があるだけに、攻守両面での貢献が期待される選手と言える。
この元有望株との契約に衝撃を受け、危機感を募らせているのが韓国メディアだ。スポーツメディア『SPOTV NEWS』は26日、「キム・ヘソンの競争相手がまた生まれるなんて…欲張りドジャースが迎える往年の有望株は、ロッテ行きの噂もあった選手」と銘打った記事を配信。「すでにリーグ最強戦力と評価されているドジャースだが欲に終わりがない。往年の有望株だったニック・センゼルを迎え入れ、保険をひとつ用意したが、キム・ヘソンとしては競争相手をひとつ追加された」と報じた。
2023年オフにセンゼルがノンテンダーFAとなった際には、韓国KBOリーグのロッテジャイアンツへの移籍説が飛び交った経緯も紹介。結局、入団は実現しなかったが、巡り巡ってキム・ヘソンのライバルとして再びクローズアップされた形だ。
同メディアは、「センゼルは専門的な中央内野手ではないが、複数ポジションが可能という点でキム・ヘソンとスタイルが似ている」と指摘。できるだけ早期の昇格を目指すうえでは、「ドジャースの継続的な選手補充は嬉しくないニュースだ」と弱気な姿勢をみせている。
構成●THE DIGEST編集部
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