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MLB

大谷翔平が長女誕生後、初の猛打賞! “後輩”佐々木朗希は「安定している。次に期待」「その試合でまた打てるように頑張る」

THE DIGEST編集部

2025.04.27

大谷は今季4度目となる猛打賞を放った。(C)Getty Images

大谷は今季4度目となる猛打賞を放った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔手がピッツバーグ・パイレーツ戦に1番・指名打者でスタメン出場。5打数3安打1打点、1盗塁をマークする大活躍で今季4度目の猛打賞をマーク。長女誕生後では、初のマルチ安打を記録した。
【動画】右へ左の広角打法。大谷翔平が今季4度目の猛打賞

 大谷は1点ビハインドの初回、真ん中付近にきたスライダーを弾き返す二塁打でいきなりチャンスメイクすると、ムーキー・ベッツの中飛の間に三塁に進塁。4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で同点となるホームを踏んだ。

 パイレーツに3対2と勝ち越された直後の5回にはフルカウントからの7球目チェンジアップを右手一本で右翼線に運び、俊足を飛ばして三塁まで到達。3番フレディ・フリーマンの適時打で生還した。

 7回に再びパイレーツにリードを許したドジャースだったが、背番号17が流れを変える。1死一塁で回ってきた第4打席は2ストライク後に2球ファールで粘ったあとの5球目、真ん中に甘く入った149キロの直球を左中間に打ち返す適時二塁打。第一子誕生後では初の打点となる、大谷の貴重な同点タイムリーでドジャースが再び追いつく。

 4対4の同点で迎えた8回、ドジャースはT・ヘルナンデスのソロ弾、さらに無死一、二塁で“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスの代打3ランアーチで一挙4得点を挙げ、勝負を決めた。
 
 チームの連敗を3で止めた大谷は試合後、地元放送局『SportsNet LA』のインタビューに応じ、「チームの雰囲気が悪いということはなかったですけど、勝ちがないと(流れに)乗ってこないと思うので、全員が打って良い試合になったと思う」と逆転勝利を振り返った。

 直近4試合は16打数2安打2得点で打率.125と大不振だった。ここ最近の打撃の感覚について問われると、「最近あまり打てていなかったので、良いきっかけの1試合になればいいと思うし、また明日切り替えてこれよりも良いパフォーマンスができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 この日の先発は後輩の佐々木朗希が登板。初勝利はまたも持ち越しとなったが、日本人ルーキーはメジャー最多となる93球を投げ5回2/3を5安打4奪三振3失点と粘投した。「(最近は)本当に安定していると思うし、欲しいところで三振も取れている。最後のひとりを抑えられたら本人的には良かったと思うが、また次の試合に期待したいし、その試合で打てるように頑張りたい」と話し、先輩として引き続き援護することを誓った。

 ホームに戻り復調の兆しをみせた大谷。ここから上昇気流に乗っていくか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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