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MLB

「ラテン系のセンスで」佐々木朗希の新たな試み、地元メディア注目「ようやく自分のリズムを見つけつつあるようだ」

THE DIGEST編集部

2025.04.28

現地4月26日のパイレーツ戦に登板した佐々木は、5回2/3で3失点。勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

現地4月26日のパイレーツ戦に登板した佐々木は、5回2/3で3失点。勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

 現地4月26日のピッツバーグ・パイレーツ戦でも、佐々木朗希は初勝利を挙げられなかった。5回2/3、メジャー最多の93球を投げて被安打5、4奪三振、四死球3。初回の初球をオニール・クルーズに本塁打を打たれ、5回にもクルーズに2点適時打を許して3失点を喫したが、2戦連続でクオリティー・スタート(先発6回以上投げて自責3点以内)を記録している。

 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「効果的にストライクを投げる回数が増え、より長いイニングを投げられるようになってきた。今年一番の出来だったかもしれない」と評価するなど、佐々木の投球内容は向上している。

【動画】パイレーツ戦でメジャー最多93球を投げた佐々木朗希
 
 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は4月27日の記事で、佐々木の新たな試みに注目。「6度目の登板となった試合で、佐々木はDj Roderickの『Bailalo Rocky』を登場曲にセレクト。ラテン系のセンスが調子を上げるのに役立ったのだろう。不安定な内容でメジャーキャリアをスタートさせた日本人右腕が、ようやく自分のリズムを見つけつつあるようだ。佐々木が投球する一方、『Bailalo Rocky』のリズムでドジャースのベンチはつねに活気に溢れていた」と伝えた。

 カルフォルニア地元紙『Orange County Register』によると6度目の登板後、佐々木は「投球フォームはほぼ一致していると感じている。コントロールが難しい球種も、かなりいい感触を得ている。球速がもう少し上がれば、自分の思い通りの投球ができると思う」と語った。

 メジャー7度目となる次回の登板で、佐々木は待望の初白星を挙げられるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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