ロサンゼルス・エンジェルスの勢いが、完全に止まってしまったようだ。
球団ワーストの99敗を喫した2024年から一転、今シーズンは開幕から好調だった。4カード連続で勝ち越したエンジェルスはア・リーグ西地区の首位に立った。しかし、現地4月13日からの13試合で3勝10敗。気づけば地区最下位に沈んでいた。
米誌『Sports Illustrated』でエンジェルスを担当するヴァレンティーナ・マルティネス記者は、「活気のない打線が勝てない原因だ。とくに多くの人を失望させているのは、マイク・トラウトが打撃成績に苦しんでいることだ」と、負け込んでいる原因に主軸トラウトの不振を挙げた。
トラウトはア・リーグ2位タイ9本塁打を放っているが、打率.170、出塁率.261、長打率.470、34三振と低調な数字を残している。直近6試合では24打数3安打、打率.125、9三振とほとんど当たりが出ていない。
【動画】トラウトの9号アーチ & 華麗なダイビングキャッチ
マルティネス記者はエンジェルスのジョニー・ワシントン打撃コーチの見解を紹介。「トラウトは調子を取り戻そうとしているところ。すぐにいい状態に戻ってくれると期待している。100打席も打てば、きっときっかけは見つかると思う」と、今後の復調に期待しているという。
トラウトは今シーズから慣れ親しんだ中堅から右翼にポジションを変更。守備時の肉体的な負担を減らし、健康状態を維持している。「スランプに陥っているものの、トラウトの健康状態が良好なのは心強い。これまで毎年のように長期離脱を経験しているが、今年こそ本人はシーズンを通じてプレーしたいと強く望んでいる」とマルティネス記者は伝えた。
エンジェルスはア・リーグ西地区首位のシアトル・マリナーズと2連戦を戦い、続けてア・リーグ中地区首位のデトロイト・タイガースとの4連戦を迎える。はたしてエンジェルス打線、とくに主砲トラウトが快音を響かせるのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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球団ワーストの99敗を喫した2024年から一転、今シーズンは開幕から好調だった。4カード連続で勝ち越したエンジェルスはア・リーグ西地区の首位に立った。しかし、現地4月13日からの13試合で3勝10敗。気づけば地区最下位に沈んでいた。
米誌『Sports Illustrated』でエンジェルスを担当するヴァレンティーナ・マルティネス記者は、「活気のない打線が勝てない原因だ。とくに多くの人を失望させているのは、マイク・トラウトが打撃成績に苦しんでいることだ」と、負け込んでいる原因に主軸トラウトの不振を挙げた。
トラウトはア・リーグ2位タイ9本塁打を放っているが、打率.170、出塁率.261、長打率.470、34三振と低調な数字を残している。直近6試合では24打数3安打、打率.125、9三振とほとんど当たりが出ていない。
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マルティネス記者はエンジェルスのジョニー・ワシントン打撃コーチの見解を紹介。「トラウトは調子を取り戻そうとしているところ。すぐにいい状態に戻ってくれると期待している。100打席も打てば、きっときっかけは見つかると思う」と、今後の復調に期待しているという。
トラウトは今シーズから慣れ親しんだ中堅から右翼にポジションを変更。守備時の肉体的な負担を減らし、健康状態を維持している。「スランプに陥っているものの、トラウトの健康状態が良好なのは心強い。これまで毎年のように長期離脱を経験しているが、今年こそ本人はシーズンを通じてプレーしたいと強く望んでいる」とマルティネス記者は伝えた。
エンジェルスはア・リーグ西地区首位のシアトル・マリナーズと2連戦を戦い、続けてア・リーグ中地区首位のデトロイト・タイガースとの4連戦を迎える。はたしてエンジェルス打線、とくに主砲トラウトが快音を響かせるのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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