巨人の山﨑伊織投手が４月30日、東京ドームでの広島戦に今季５度目の先発登板。７回112球を投げて、被安打５、奪三振６、与四球１、無失点の内容で今季４勝目を挙げた。試合は巨人が２対０で勝利を収めている。
【動画】山﨑伊織、開幕32イニング連続無失点のセ・リーグ新記録を打ち立てた瞬間

　４回までを０点に抑えた山﨑は、32イニング連続無失点となり、1963年の中井悦雄（阪神）、2023年の村上頌樹（阪神）が保持していた31イニング連続無失点のセ・リーグ記録を更新。５回以降もゼロを重ね、７回までを抑え切ってマウンドを下りた。 　試合はスコアレスのまま進んだが、６回裏に今季初スタメンの増田陸が２点適時二塁打を放ち巨人が先制。このリードを守り切った。試合後、お立ち台に上がった山﨑は、「ゼロで行けたことは嬉しいが、今日の試合に勝てたことがもっと嬉しいので最高です」と喜びを語った。

　セ・リーグ記録を更新した山﨑の快投にSNS上では、「未だに無失点とかバケモンやん」「本気で沢村賞狙ってほしい」「山﨑伊織がヤバすぎる」「セ・リーグ記録更新おめでとうございます」「次回は３８イニングのプロ野球新記録期待ですね」などと巨人ファンから歓喜の声が上がった。また、「敵ながらすげーや」「山﨑伊織、まじで天晴れ」などと他球団ファンからも称賛が寄せられている。

　山﨑は次回登板で、1939年高橋敏（阪急）が保持する38イニング１/３のプロ野球記録を超えられるかに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部
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