ニューヨーク・メッツの千賀滉大が5月1日、本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発し、4回まで投げ5安打1失点の内容で今季2敗目を喫した。チームは2-4で敗れ、前日に続いての連敗、カード負け越しとなった。
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千賀はこの日、相手打線から6個の三振を奪う力投を披露するも、4イニング打者19人に対し87球を投じている。そして失点した4回は、先頭打者への四球から連続でヒットを浴び先制点を許すという安定感を欠くイニングとなり、マウンドを降りることに。
今季最短での降板となった千賀について試合後、地元紙『NEW YORK POST』がピッチングを振り返る中で、千賀がこの試合ではコンディション不良を押しての登板だったことが明かされている。
同メディアは、この日までメッツにはチーム内でウイルス性胃腸炎が蔓延していたと説いており、「エースのセンガもまた、チーム内で流行しているウイルスと戦っていた。彼はブルペン投球の『数日前に』点滴を受けており、木曜の登板前にも再び点滴が必要だった」と綴っている。
さらに、千賀が4回で降板となった投球内容を伝えながら、同メディアは今季好調を維持するメッツの中で、先発陣に「根深い課題」があると訴えている。先発投手が軒並み、試合中盤でマウンドを降りるケースが続いていると説明。「センガが前回ワシントン・ナショナルズ戦に登板した4月25日以降、5イニングを超えて投げた先発はわずか1人(タイラー・メギル)のみで、それすら6イニングに届かなかった。そしてセンガ自身も、今季6イニング以上を投げたのは2度にすぎない」と論じている。
その上で、ダイヤモンドバックスとのゲームで日本人右腕も厳しい結果となったことで、「木曜の試合でもエースであるはずのセンガですら、この不安な傾向を食い止めることはできなかった」と指摘する。
また、メッツのカルロス・メンドーサ監督は投手陣について「彼ら(先発投手たち)は試合を壊してはいない。だが、深いイニングまでは投げられていない。解決策は見つけていくつもりだ」とコメント。指揮官は苦しい胸の内を吐露している。
現時点でのメッツは、千賀を含む選手それぞれの体調面の回復はもちろん、先発陣が抱える不安要素への対応も求められているようだ。上位を走っているシーズン序盤、首脳陣は今後に向けどのような手を打つことになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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今季最短での降板となった千賀について試合後、地元紙『NEW YORK POST』がピッチングを振り返る中で、千賀がこの試合ではコンディション不良を押しての登板だったことが明かされている。
同メディアは、この日までメッツにはチーム内でウイルス性胃腸炎が蔓延していたと説いており、「エースのセンガもまた、チーム内で流行しているウイルスと戦っていた。彼はブルペン投球の『数日前に』点滴を受けており、木曜の登板前にも再び点滴が必要だった」と綴っている。
さらに、千賀が4回で降板となった投球内容を伝えながら、同メディアは今季好調を維持するメッツの中で、先発陣に「根深い課題」があると訴えている。先発投手が軒並み、試合中盤でマウンドを降りるケースが続いていると説明。「センガが前回ワシントン・ナショナルズ戦に登板した4月25日以降、5イニングを超えて投げた先発はわずか1人(タイラー・メギル)のみで、それすら6イニングに届かなかった。そしてセンガ自身も、今季6イニング以上を投げたのは2度にすぎない」と論じている。
その上で、ダイヤモンドバックスとのゲームで日本人右腕も厳しい結果となったことで、「木曜の試合でもエースであるはずのセンガですら、この不安な傾向を食い止めることはできなかった」と指摘する。
また、メッツのカルロス・メンドーサ監督は投手陣について「彼ら(先発投手たち)は試合を壊してはいない。だが、深いイニングまでは投げられていない。解決策は見つけていくつもりだ」とコメント。指揮官は苦しい胸の内を吐露している。
現時点でのメッツは、千賀を含む選手それぞれの体調面の回復はもちろん、先発陣が抱える不安要素への対応も求められているようだ。上位を走っているシーズン序盤、首脳陣は今後に向けどのような手を打つことになるのだろうか。
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