MLB

「メイの不振は大きな失望」4失点のドジャース先発右腕にLA紙辛辣「わずかな投球ミスが問題を引き起こす」甘いスイーパーで2発被弾

THE DIGEST編集部

2025.05.05

ライリーに2本の本塁打を打たれたドジャースの先発メイ。(C)Getty Images

 現地5月4日、ロサンゼルス・ドジャースがアトランタ・ブレーブスに3対4で敗れ、連勝は7でストップした。「1番・DH」で出場した大谷翔平は3打数1安打、1三振、1四球。7回の第4打席で二塁打を放った。

 誤算だったのが、先発のダスティン・メイだ。初回にブレーブスの2番オースティン・ライリーに2ラン本塁打を打たれて2失点。3回にも1番アレックス・バーデューゴに中前打を打たれると、続くライリーにふたたびスイーパーを狙われて2ランアーチを浴びた。

 LA地元紙『Los Angeles Times』は、「メイの不振は大きな失望。スイーパーの不調が、敗戦に響いてしまった」とライリーに打たれたメイのスイーパーに着目。「フリスビーのようなメイの変化球は、約2年の欠場から復帰した当初は素晴らしいように見えた。しかし、最近の投球では不安定になり、その影響で全体的な成績も下がっている」と伝えた。

【動画】ドジャース先発メイがライリーに打たれた2つの本塁打
 
「メイを沈めたのは、ブレーブスの強打者ライリーに打たれた2つの悪いスイーパーだった。"かなり悔しい。同じような球で2本も本塁打を打たれるのは予想外だった。最初(ライリーの第1打席)のボールはもっとプレートから外れるべきだった。2番目(ライリーの第2打席)はまぁまぁだったが、プレートの上をすぎてしまった。"とドジャースの先発投手は声を絞り出した」

 2021年と23年に手術を経験したメイは、腕の健康状態を改善するためにフォーシームの速度を抑え、投球フォームもややサイドスロー気味に変更。同紙は、「"新しい"メイにとって、ほんのわずかな投球ミスが問題を引き起こす可能性がある」と厳しく指摘した。

 連勝が7で止まったドジャースは、現地5月5日から敵地でマイアミ・マーリンズと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「すごくショック」今永昇太、左ハムストリング負傷で緊急降板「少なくとも1か月は欠場する」地元メディアが苦渋の予想

【記事】ドジャースの連勝は「7」でストップ。ブレーブスに3対4で惜敗...大谷翔平は飛距離122mの大飛球も2戦連発ならず、3打数1安打1四球
NEXT
PAGE
【動画】ドジャース先発メイがライリーに打たれた2つの本塁打