ロサンゼルス・ドジャースの先発右腕、タイラー・グラスノーが右肩の炎症のため、故障者リスト（IL）入りしている。今シーズンは開幕からローテーションの一角を担っていたが、直近２試合で相次いでアクシデントに見舞われ降板していた。

　グラスノーは今季、ここまで５試合に先発し、１勝０敗の成績を残している。18イニングを投げ、被安打12、23奪三振、11四球、自責点９、防御率4.50という数字が示すように、本来の安定感を欠く投球が続いていた。
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  　現地７日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、デーブ・ロバーツ監督はグラスノーの離脱について「復帰時期に関しては、これは難しいことになるだろう。もし復帰するのであれば、投球フォームや体の使い方といった技術的な面と、フィジカル面を含めて全てが整っていることを確認したい。そうすれば、彼が復帰した際に、振り返ることなく前進できるからだ」と語り、万全な状態での復帰を期する考えを強調した。

　相次ぐ投手陣の故障に苦しむドジャースにとって、グラスノーの離脱は大きな痛手だ。早期の復帰が待たれるが、慎重な見極めが必要となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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