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山本由伸が3敗目、満塁アーチ含む2発被弾で防御率0.90→1.80…大谷翔平が9回2死からソロアーチもドジャース敗戦

THE DIGEST編集部

2025.05.09

5回を投げて5失点の山本が3敗目を喫した。(C)Getty Images

5回を投げて5失点の山本が3敗目を喫した。(C)Getty Images

 現地5月8日、ロサンゼルス・ドジャースがアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦し、3対5で敗戦。敵地10連戦の7戦目を終え、成績を4勝3敗とした。試合開始前時点で、メジャートップの防御率0.90を誇っていたドジャースの山本由伸が満塁本塁打を含む2本のアーチを許し、5回を投げ切った時点で降板した。

 初回は、1番コービン・キャロルを二ゴロ、2番ケテル・マーテイを一ゴロ、3番ペイビン・スミスを投ゴロに抑えて三者凡退。2回には4番ジョシュ・ネイラーと5番エウヘニオ・スアレスを左飛に打ち取った後、6番ガブリエル・モレノと7番ルルデス・グリエルJr.に安打を打たれが、8番アレック・トーマスを空振り三振に抑えた。

 3回も三者凡退に抑えた山本が、4回に突如として乱れた。先頭のスミスにフルカウントから四球を与えると、ネイラーの内野安打で無死一、二塁。続くスアレスを0ー2と追い込んだ後に死球を与えてしまった。

 満塁のピンチを背負った山本は、続くモレノに対してカウント2ー0からストライクと取りにいった変化球を強振されると、この打球が右翼ブルペンに飛び込む満塁本塁打となった。メジャーキャリアで初の満塁弾を浴びた山本は、5回にも被弾した。1死走者なしからマーテイに弾丸ライナーのソロアーチ。2回続けて本塁打を打たれた山本は、5回88球、被安打6、被本塁打2、4奪三振、2四死球、5失点でマウンドを降りた。防御率は0.90から1.80となった。

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 ドジャース打線は、ダイヤモンドバックスの先発ブランドン・ファートを打ち込めなかった。ファートが降板する6回1/3まで散発4安打。初回に2死一、三塁、6回にも2死一、三塁と好機を作ったが、得点を挙げられなかった。

 8回表にドジャースがようやく反撃する。先頭の2番ムーキー・ベッツの左前打、1死から4番ウィル・スミスの安打で一、二塁とすると、5番マックス・マンシーが適時二塁打を放って1対5。続く6番アンディ・パヘスの右前適時打で2対5と追い上げた。

 さらに9回2死から大谷翔平がソロアーチを放って3対5と追い上げたが、反撃はここまで。ドジャースがダイヤモンドバックスとの4連戦の初戦を落とした。

構成●THE DIGEST編集部

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