MLB

勝率.500以上のチームに「4勝8敗」 強豪に大きく負け越しても大丈夫!? 指揮官は「もっと良いプレーをしなければならないのは確かだが...」

THE DIGEST編集部

2025.05.13

勝率の高いチームに勝ち越せないドジャースの現状についてコメントしたロバーツ監督。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodger Blue』は現地5月11日、ドジャースが勝率の高いチームに対して苦戦している現状を指摘。それに対してデーブ・ロバーツ監督がどのように考えているかを明かした。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
 現在ドジャースは勝率.500以上のチーム(シカゴ・カブス、フィラデルフィア・フィリーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)との対戦で直近12試合を4勝8敗と大きく負け越し。強豪チームとの対戦が続くポストシーズンを勝ち抜き、連覇を狙うチームにとっては、少し心許ない成績となっている。

 そのような状況のなか、同メディアは『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者の記事を引用する形でロバーツ監督のコメントを紹介。「勝ち越しチームに対しては、もっと良いプレーをしなければならないのは確かだ。だが、今はその点をあまり重視していない」と話したという。

『Dodger Blue』は指揮官のこの余裕について、テオスカー・ヘルナンデスやトミー・エドマン、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、マイケル・コペック、エバン・フィリップスなど、複数の主力が故障者リスト入りしているなかでMLBトップの成績を残している点を理由に挙げ、シーズンが進むにつれて改善されるとロバーツ監督が見通しているのではないかと推察した。

 取り上げられた数字はスモールサンプルであり、フルメンバーが揃っていた3月のデトロイト・タイガース(現地5月11日時点で勝率ア・リーグトップ)を相手に3連勝を収めているドジャース。とはいえ、今季7試合全ての対戦を終えたナ・リーグ中地区首位のカブスとは3勝4敗、同東地区2位のフィリーズにも1勝2敗と負け越しているのも事実だ。

 ドジャースが今後5、6月に予定されているナ・リーグ東地区首位(現地5月11日時点)のニューヨーク・メッツとの7試合、ア・リーグ東地区首位(同)のニューヨーク・ヤンキースとの3試合に大きく負け越すようであれば、トレードデッドラインまでに動く必要が出てくるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】ドジャース、730億円規模の大型契約でカブス大物外野手を補強?「獲得できれば確実な解決策になる」調子が上がらないコンフォートと入れ替えか

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も

【画像】ドジャース奥さま軍団が披露した"美しき本格和装姿"を総チェック!