ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が「右肩インピンジメント症候群」のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りが発表された。現地の囲み取材に応じた右腕はロッテでプレーした時と同じ症状があったと明かし、右肩の状態について説明した。
【動画】“球速低下”した佐々木朗希。球筋を2画面で比較
佐々木は現地9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板したあと、右肩の痛みを訴えた。のちに、肩の骨や筋肉などがこすれることで痛みや炎症を引き起こす「インピンジメント症候群」と診断された。
戦線離脱が決まった右腕は14日、本拠地での試合前に報道陣の取材に応じ、「2つ前の登板から痛みがあった。(以前から)しっくりこない感じはあったが、ある程度は投げられる状態だった」と話し、メジャー初勝利を挙げた今月3日のアトランタ・ブレーブス戦から痛みを感じていたことを告白した。
痛みを抱えながらも、タイラー・グラスノーやブレイク・スネルなど先発投手陣の故障離脱者が続出してチーム状況から、「もちろん投げ続けたい気持ちはあった。だけど、パフォーマンスが上がらないままだと、逆に迷惑がかかると思った」と複雑な胸中を明かした。
日本人ルーキーの説明を受け、米スポーツ放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス氏は「ササキが復帰への道筋を切り開くには、いくつかの段階をクリアする必要がある」と論じ、長期離脱を示唆している。
同氏は「ドジャース内外の関係者の間では、23歳のササキは並外れた才能を持つにもかかわらず、まだ完成形には程遠いと見られていたが、今回の苦戦(8試合で1勝1敗、防御率4.72)はそれを裏付けるものとなった。重要な球種であるフォーシームの不調は、憂慮すべきものとなっている」とし、肩の故障も重なり、右腕の球速低下がさらに悪化するかもしれないと懸念した。
同氏は昨シーズン、プロ野球のロッテで5月から7月にかけて離脱を繰り返していた時期に同じ症状があったことに触れたうえで、「ササキは実質的にゼロからのスタートとなるが、これはメジャーリーグで成功するために必要なメカニクスの調整に取り組むいい機会かもしれない」とも言及。万全の体調のもと、改善したパフォーマンスを発揮する前向きな機会にすべきだと提言している。
佐々木は当面ノースロー調整で怪我の回復に努める方針。移籍1年目の序盤でIL入りする事態になったことを受け、「もちろん悔しいですし、離脱してしまって申し訳ないという気持ち。しっかり完治させて、パフォーマンスも上げて戻りたい」と右腕は早期復帰に向け意気込むが、具体的な復帰のメドは立っていない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「ドジャースはササキとの約束を守っていない」米メディアが断言! IL入りの佐々木朗希は「休養と回復でスピードを取り戻せるのか」
【記事】「佐々木朗希はしばらく野球をしない」IL入り→復帰時期は未定と指揮官説明「歓迎すべきリセットになるかもしれない」米メディアは完全復活を期待
【記事】佐々木朗希を襲った「インピンジメント症候群」、聞き慣れない疾患の”正体”とは? 日本代表歴があるJリーガーは手術
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佐々木は現地9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板したあと、右肩の痛みを訴えた。のちに、肩の骨や筋肉などがこすれることで痛みや炎症を引き起こす「インピンジメント症候群」と診断された。
戦線離脱が決まった右腕は14日、本拠地での試合前に報道陣の取材に応じ、「2つ前の登板から痛みがあった。(以前から)しっくりこない感じはあったが、ある程度は投げられる状態だった」と話し、メジャー初勝利を挙げた今月3日のアトランタ・ブレーブス戦から痛みを感じていたことを告白した。
痛みを抱えながらも、タイラー・グラスノーやブレイク・スネルなど先発投手陣の故障離脱者が続出してチーム状況から、「もちろん投げ続けたい気持ちはあった。だけど、パフォーマンスが上がらないままだと、逆に迷惑がかかると思った」と複雑な胸中を明かした。
日本人ルーキーの説明を受け、米スポーツ放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス氏は「ササキが復帰への道筋を切り開くには、いくつかの段階をクリアする必要がある」と論じ、長期離脱を示唆している。
同氏は「ドジャース内外の関係者の間では、23歳のササキは並外れた才能を持つにもかかわらず、まだ完成形には程遠いと見られていたが、今回の苦戦(8試合で1勝1敗、防御率4.72)はそれを裏付けるものとなった。重要な球種であるフォーシームの不調は、憂慮すべきものとなっている」とし、肩の故障も重なり、右腕の球速低下がさらに悪化するかもしれないと懸念した。
同氏は昨シーズン、プロ野球のロッテで5月から7月にかけて離脱を繰り返していた時期に同じ症状があったことに触れたうえで、「ササキは実質的にゼロからのスタートとなるが、これはメジャーリーグで成功するために必要なメカニクスの調整に取り組むいい機会かもしれない」とも言及。万全の体調のもと、改善したパフォーマンスを発揮する前向きな機会にすべきだと提言している。
佐々木は当面ノースロー調整で怪我の回復に努める方針。移籍1年目の序盤でIL入りする事態になったことを受け、「もちろん悔しいですし、離脱してしまって申し訳ないという気持ち。しっかり完治させて、パフォーマンスも上げて戻りたい」と右腕は早期復帰に向け意気込むが、具体的な復帰のメドは立っていない。
構成●THE DIGEST編集部
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