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カブスが菊池雄星を獲得か?「すでにエンジェルスと接触している」パフォーマンス、契約条件含め今夏の補強に最適と地元メディア

THE DIGEST編集部

2025.06.19

カブスへの移籍が噂されている菊池。(C)Getty Images

 ナ・リーグ中地区首位を快走するシカゴ・カブスが、現地7月31日のトレード期限までに先発投手を補強しそうだ。カブスの情報を扱う『Cubbies Crib』が現地6月18日の記事で、ロサンゼルス・エンジェルスの菊池雄星の獲得に動くと報じた。

 昨オフ、ヒューストン・アストロズからFAになった菊池に「カブスも関心を示していた」と振り返り、ふたたび今夏に獲得に動くとして「トレード期限を前に『やり直し』を狙っているようだ」と記した。

「菊池のトレードについて、すでにエンジェルスと接触している」と伝えた同メディアは、今季の投球内容のほか、アストロズ在籍時のパフォーマンスをカブスが評価していると説明。「アストロズ時代の菊池は本物だった。当時、10回の先発で防御率2.70を記録。カブスが興味を持っている背景には、当時の好投がある」と伝えている。

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 さらに、「2027年まで契約があるものの、その金額はカブスの財政を圧迫するようなものではない」と主張。今夏のトレード市場で人気と言われているマイアミ・マーリンズのサンディ・アルカンタラも補強候補としながら、「コストを考慮するなら、菊池のほうが『興味深い選択肢』になる」と見通した。

 今季の菊池は新天地のエンジェルスで勝ち星こそ少ないものの、投球の安定感はチーム随一。カブスだけでなく、多くの球団が注目存在になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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