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「ろうそくを灯して祈るべきだ」タティースJr.の死球に主砲マチャドがドジャースへ“皮肉” 同僚へ熱い想いも

THE DIGEST編集部

2025.06.20

ドジャースに対して強い言葉で非難したパドレスの主砲マチャド。(C)Getty Images

 現地19日(日本時間20日)、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレス戦。9回表、パドレスが5点をリードした1死走者なしの場面で、フェルナンド・タティースJr.がドジャース3番手ジャック・リトルから死球を受けた。このプレーにより両軍ベンチに緊張が走り、両監督が退場となる異様な事態に発展した。

 この死球に対し、パドレスの主砲マニー・マチャドは同僚の無事を「祈るべきだ」と言い放ち、ドジャース側を強い言葉で非難したと専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。マチャドは「CTスキャンが異常なしであることを願おう。ドジャースは明日、彼が無事であるように祈るべきだ」と語り、その言葉には怒りと不安が滲み出ていた。
【動画】タティスJr.の死球からベンチに緊張が走り、両監督が退場となる事態に
 
 さらにマチャドは続けて、「明日は"タティ"のために蝋燭(ろうそく)を灯して、すべてが無事であるよう祈るべきだ」と皮肉を込めた。死球を受けたタティースJr.の状態がまだ不透明なだけに、もし離脱となればチームにとって大きな痛手となる。それだけに、マチャドの発言は単なる皮肉ではなく、仲間を守ろうとする強いメッセージでもあった。

 4連戦で両チーム計8つの死球が出たライバル決戦。タティースJr.への死球は、両チーム間の因縁をさらに深めることとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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