ボストン・レッドソックスの主砲として長年チームの中軸を担ってきたラファエル・デバースが、現地６月15日（日本時間16日）、電撃的なトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した。その突然の移籍に、ファンや関係者は驚きを隠せず、新天地での挑戦に注目が集まる。　　
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　米スポーツメディア『ClutchPoints』は、レッドソックスのアレックス・コーラ監督が、ジャイアンツの一員となったデバースと初めて対戦した心境を語ったと報じた。かつて長年共に戦ってきた愛弟子との再会は、通常の一戦とは異なる特別な感情を呼び起こしたようだ。
  　同メディアは『ボストン・グローブ』紙のティム・ヒーリー記者の記事を引用し、コーラ監督の言葉を紹介している。「今週末は彼と話すことはなかったけど、いずれ、会って話すだろう。とにかく嬉しいよ。彼のことを本当に誇りに思っている。まったく、彼はとんでもなく厄介な打者だよ。本当にタフな打者だ…。彼の成功を心から願っている」と、デバースへの複雑な感情と、その活躍を願う親心を率直に語った。

　ジャイアンツ加入後、デバースは６試合に出場し、23打数５安打、１本塁打３打点、打率.217とやや低調なスタートとなっているが、実力は折り紙付き。今後の巻き返しに期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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