現地６月16日（日本時間17日）から、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの４連戦は、両軍合わせて８つの死球が記録される異例の展開となった。
【動画】タティースJr.の死球からベンチに緊張が走り、両監督が退場となる事態に

　この４連戦最終日、９回表にパドレスのフェルナンド・タティースJr.への死球をきっかけに両軍がベンチから飛び出し、両監督が退場となる事態に発展。さらにその直後の９回裏、今度は大谷翔平がパドレスのロベルト・スアレスから死球を受け、スアレスも退場処分となった。奇しくも、タティースJr.と大谷はこのシリーズでともに2度目の死球だった。
  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、パドレスのマイク・シルト監督はシリウスXMの『MLB Network Radio』で「今後もハイレベルな戦いが続くだろうが、クリーンな形で行なわれることを願っている」と語り、今後の対戦では秩序あるプレーを求めたという。

　この４連戦はドジャースが３勝１敗と勝ち越し、ナショナル・リーグ西地区の首位固めに成功。一方パドレスは5.0ゲーム差の３位につけている。次回の直接対決は、８月15日からドジャー・スタジアムで３連戦、翌週の8月22日からはペトコ・パークでの３連戦が予定されている。

構成●THE DIGEST編集部

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