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スター選手への“報復疑惑”か? ゲレーロJr.→ラミレスが相次ぎ死球退場する波乱...PS目指す両雄がまさかの苦難

THE DIGEST編集部

2025.06.27

死球により途中退場したゲレーロJr.(左)とラミレス(右)。(C)Getty Images

 現地26日(日本時間27日)、クリーブランド・ガーディアンズの本拠地プログレッシブ・フィールドで行なわれたトロント・ブルージェイズとの3連戦最終日。先週のロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス戦を彷彿とさせるような、緊張感ある一戦となった。
【動画】ゲレーロJr.とラミレスが死球で退場する異常事態...両ベンチに"警告"も

 3回、ブルージェイズは3番ブラディミール・ゲレーロJr.がガーディアンズ先発のタナー・バイビーから右腕に死球を受け、途中退場した。続く4回には、ガーディアンズの3番ホゼ・ラミレスが、ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンの直球を同じく右腕に直撃。こちらも途中退場し、試合に戻ることはなかった。
 
 米スポーツメディア『ClutchPoints』は、『MLB.com』のヘンリー・パラテラ記者の記事を引用し、この死球合戦に注目。「両選手ともMRI検査を受けた結果、いずれも深刻な損傷は確認されなかった」と報じ、重傷ではないことに安堵した。

 しかし、「右前腕への死球は野球選手にとって不安の残る負傷であり、両チームは今後も慎重な対応を取る構え」だと補足。看板スター選手への"報復"とも受け取れる事態であり、両チーム間に不穏な空気が漂っているという。

 現在、アメリカン・リーグ東地区でブルージェイズは3位(首位ニューヨーク・ヤンキースと3ゲーム差)、同リーグ中地区のガーディアンズは2位(首位デトロイト・タイガースと9.5ゲーム差)につけており、両チームともにワイルドカードを含めたポストシーズン進出を目指して競り合う展開となっている。

 ゲレーロJr.とラミレスはそれぞれ打線の主軸であり、もし離脱となればチームにとって大きな痛手となるのは間違いだろう。予期せぬ死球による両主砲の負傷は、今後の戦いに暗い影を落としている。

構成●THE DIGEST編集部

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