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今季覚醒中のド軍パヘスはエンジェルス行きがほぼ決まっていた? トレード直前、オーナー介入で破談する結末に専門メディア皮肉「モレノ氏の無能さに感謝」

THE DIGEST編集部

2025.06.27

エンジェルス行きの可能性があったド軍パヘス(左)、その交換相手はレンヒーフォ(右)だった。(C)Getty Images

エンジェルス行きの可能性があったド軍パヘス(左)、その交換相手はレンヒーフォ(右)だった。(C)Getty Images

 日夜ロサンゼルス・ドジャースの情報を追う専門メディア『Dodgers Way』は現地6月25日、「ドジャースファンは、アンディ・パヘスの今季台頭は(ロサンゼルス・)エンジェルス(オーナー)のアート・モレノ氏の無能さに感謝しなければならない」と題した気になる記事を配信。過去にロサンゼルスの両球団の間で成立寸前まで話が進みながら、破談となった衝撃トレードの裏側について振り返った。

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 2020年のシーズン前、ドジャースはエンジェルスからルイス・レンヒーフォ内野手らを獲得するために、当時在籍していたジョク・ピーダーソン外野手(現在テキサス・レンジャーズ)とともに将来の有望株だったパヘスの放出を決断する。しかし、エンジェルスのオーナーであるモレノ氏が介入して取引を却下したため、トレードは破談となった。

 同メディアによると、モレノ氏は却下理由を明かしていないというが、ドジャースが当時ボストン・レッドソックスに所属していたMVPプレーヤーのムーキー・ベッツを獲得する球団史を変える大型取引の交渉を並行して進めており、取引完了が遅れたことにモレノ氏が痺れを切らしたとの見方が強い。

 この破談によって残留が決まったパヘスは昨季メジャーデビューを果たし、今シーズンは序盤こそ攻守にわたって不調だったものの、4月の週間MVPを受賞した前後で見事な復活を遂げた。

 パヘスはここまで78試合に出場して打率.293(リーグ10位)、16本塁打(同11位タイ)、54打点(同9位タイ)、OPS.836(同20位)、得点圏打率.359(同5位)などリーグトップクラスの打者に覚醒。同メディアからは「パヘスがいなければ、2025年のドジャースはどうなっていたのか、少し恐ろしい」との声が上がるほどチームに不可欠な存在へと成長した。

 一方、レンヒーフォは20年に打率.156、OPS.469、21年には打率.201、OPS.556と苦戦。その後はまずまずの成績を残し昨季は前半戦で首位打者争いを演じるなどブレイクアウトしたものの、右手首を痛め戦線離脱。手術明けのシーズンとなった今季は73試合の出場で打率.220、4本塁打、出塁率.262、OPS.558と打撃面での低迷に加え、三塁守備でもすでに8失策(同7位タイ)、守備率.925(MLB全体で120イニング以上出場した選手407人中404位)と苦しんでいる。

 はっきりと明暗が分かれた両者に同メディアは、「モレノ氏とエンジェルスは格好の笑いものになってしまった」と落胆。逃した魚の大きさを悲嘆した。

 モレノ氏は現在の両者の活躍をどのように見ているのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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