MLB

「真のエリート一塁手」9回1死満塁のピンチに飛び出たフリーマンの好プレー、米ファンが大絶賛!「スコットではなく、フレディが救ってくれた勝利」「今年最高のキャッチ」

THE DIGEST編集部

2025.06.28

後逸していればサヨナラ負けだった場面で、一塁手フリーマンがショートバウンド送球を好捕した。(C)Getty Images

 現地6月27日、ロサンゼルス・ドジャースがカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、5対4で勝利した。大谷翔平は「1番・DH」で出場し、初回の第1打席で今シーズン8度目の29号先頭打者アーチを放ち、第3打席では無死一塁から右中間に強烈な三塁打。3打数2安打、2打点、2得点、1四球で勝利に貢献している。

 大谷の2試合連続本塁打で先制したドジャースは、先発のダスティン・メイが不安定だった。1回裏に4番マイケル・ガルシアに二塁打を打たれると、4番ビニー・パスクアンティーノに四球。5番サルバトール・ペレスに適時打を打たれて失点した。

 マックス・マンシーの2試合連続弾となる2ランアーチで3対1と援護をもらった2回裏も、メイは四球と適時打で3対2と追い上げられ、さらに2番ボビー・ウィットJr.に2ラン本塁打を浴びて、3対4と逆転を許してしまった。

 5回に大谷の三塁打で4対4の同点に追いついたドジャースは、続く2番ムーキー・ベッツの適時打で5対4と逆転に成功。投手陣も、4回4失点で降板したメイの後を継いだ2番手ルイス・ガルシア、3番手ルー・トリビーノ、4番手アンソニー・バンダ、5番手アレックス・ベシアが、なんとか無失点で抑え込んだ。

【動画】米ファンが大絶賛したフリーマンの好プレー映像
 
 9回には前日のコロラド・ロッキーズ戦に続いて守護神タナー・スコットがマウンドへ。しかし、3人できっちりと抑えた前日とは一転、2つの安打と四球で1死満塁とサヨナラのピンチを迎えてしまった。

 そんな状況を救ったのが、一塁手のフレディ・フリーマンだった。スコットが6番ジャック・キャグリオーンの二ゴロに打ち取って4-6-3の併殺打。最後の遊撃手ベッツのショートバウンドの送球をフリーマンがなんとかキャッチし、試合終了を迎えたのだ。

 後逸していればサヨナラ負けだった状況を、フリーマンが好捕で救った格好だ。試合を終わらせたフリーマンの好プレーに米ファンは、「最高の守備だ」「フリーマン、ありがとう」「フレディが大好き」「ショウヘイで始まり、フレディで終わった」「スコットではなく、フレディが救ってくれた勝利」「真のエリート一塁手」「今年最高のキャッチのひとつ」などと称賛の声を挙げていた。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】大谷翔平が29号先頭打者アーチ&強烈三塁打、ブルペン陣が無失点リレー、ドジャースがロイヤルズに勝利で5連勝

【記事】「恥ずべきことだ」大谷翔平の敵地28号弾で創出された"まさかの光景"に地元記者が皮肉!「彼を観るのは楽しい。でもね…」
NEXT
PAGE
【動画】米ファンが大絶賛したフリーマンの好プレー映像