専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

メジャー自己最速164キロに“ルース超えの記録”も...進化が止まらない大谷翔平に称賛の声「この男は29本もホームランを打っているんだぞ!」

THE DIGEST編集部

2025.06.29

今季3度目の先発登板を果たした大谷。渡米後最速記録をマークした。(C)Getty Images

今季3度目の先発登板を果たした大谷。渡米後最速記録をマークした。(C)Getty Images

 二刀流スターの進化が止まらない。

 現地6月28日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地カンザスシティ・ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打者として4打数無安打に終わった一方、投手としては、初回にメジャー自己最速の101.7マイル(163.7キロ)をマークするなど2回1安打無失点、1奪三振1四球で今季3度目のマウンドを降りた。

【動画】大谷翔平が投じたメジャー自己最速の164キロ!

 まず初回、先頭打者を二飛に打ち取ると、その後に左前打、四球で1死一、二塁のピンチを招いた大谷。しかし、続く4番ビンセント・パスクアンティノに対しては、101.7マイルのフォーシームで打球を詰まらせ、併殺打に仕留めた。

 さらに2回は中直、空振り三振、捕邪飛で三者凡退に抑え、27球で降板。無失点投球は、これで2試合連続だ。
 
 偉才の投球内容を受け、米データ分析会社『Codify Baseball』の公式Xは、「ショウヘイ・オオタニが今季ここまで29本塁打を放ち、投手としても3人の打者から三振を奪っている。ベーブ・ルース氏は、29本塁打以上を放ち、かつ3人以上の打者から三振を奪ったシーズンが一度もなかった」と“野球の神様”超えを報じている。

 また、データ報道に強いMLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、101.7マイルの速球に注目し、「今季チーム最速で、2023年以降でも2番目に速い球だ。この男は29本もホームランを打っているんだぞ!」と反応。パスクアンティノに対しては、23年WBCで渡米後最速102マイル(約164.2キロ)を投げていると指摘し、「これぞベースボール!」と綴っていた。

 投打で文字通り、記録破りの活躍を続ける大谷。その傑出したパフォーマンスで野球の歴史をどこまで書き換えていくのか、野球ファンの注目は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「間違いなく史上最高の才能だ」大谷翔平のメジャー自己最速164キロに米記者陣から驚きの声が止まず「一体何が起きているんだ」

【記事】「まだ7月にもなっていない」“自己最多”22号の鈴木誠也を米メディアが称賛! 看板直撃弾で打点メジャートップタイに再浮上「文句なしの一発だ」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    6月10日(火)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    2025年7月3日(木)発売!

    定価:890円 (税込)
  • smash

    6/20(金)発売!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    6月27日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    5月23日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)